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Struggle73 ページ24

貴方side






私達は練習に戻り、次は水澄チームのターン。







井浦「じゃあ練習再開するぞ」






さっきの事は無かったかのように普通に審判してるけど……



にしても変な井浦さんだったな……






王城「カバディ……カバディ…」




水澄「……っ!」






【Struggle!】





水澄くんが正くん相手にStruggleを決められまくっても、何か頭が浮いてるというか…





(井浦『全国行けたら伝えたい事ある。』)



何あれ……!!!




かなりの鈍感娘以外は一瞬告白……?とか思うよ!?




だけどそんなの自意識過剰だよね。




私の考えすぎだよね。






でももし言われたら何て答えよう…。





って私!!!まだ言われてもないし確信もないのにそんなこと考えるなっ!!






貴方「〜!!」





人見「……?」(相変わらず隣にいる人見ちゃん)







ホント、水澄くんと言い井浦さんと言い……私の心をごちゃごちゃにしてくる。






別に私はそんなつもりでこの部員を見た事ないし。(正くんは別)





水澄「ハァハァハァ……」





練習再開して何分経っただろうか。





汗まみれで息が上がる水澄くんの姿をやっと直視した。






王城「カバディ…」






水澄「うぁっ!!」







【Struggle!】







《伊達チーム40-39水澄チーム》






水澄「クッソ……!!」




水澄くんはその場に倒れ込んで悔しがっていた。




ごめん、違う事で頭いっぱいすぎたよ……





でももう切り替えなきゃ!!







井浦「よし!休憩!!」





「「ハァハァハァ……」」





部員達の息が上がる音と共に私がドリンクを渡す。








1年生にとっては1歩前進したものの、2年の2人はいつも2人で組んでいたので、水澄くんはどうアンティとして動けばいいのか悩んでるようだった。






水澄「(こいつが居ない時……どうしてたっけ…?)」




彼の目線は伊達くんだった。




(水澄くんの過去省略します)







そして練習再開。







王城「カバディ…」





シュンっ…!






水澄「!?…特攻!」




伴「!」





【Struggle!】



【Struggle!】




井浦「特攻勝負だけじゃなくて、フェイントも使っていけ!」






水澄「うっす!」








ー練習終わりー





物思いに深ける水澄くんが気になったけど今日は残して私は先に帰った。




畦道「かぁぁ!!失点は減ってっけどまだ1回も部長倒してねぇべ」






水澄「…そうだな」

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作者名:うじっしー | 作成日時:2021年5月19日 1時

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