Struggle68 ページ19
貴方side
宵越｢違う……紅白戦じゃない…｣
王城｢みんな全力で…僕を止めてくれっ！(黒笑)｣
宵越・貴方以外｢｢！？｣｣
貴方｢(苦笑)｣
出たよ……正くんのスイッチ入っちゃった……
王城｢カバディ……｣
畦道｢うがっ！！｣
後輩に容赦ないなぁ……
【Struggle!】
【Struggle！】
新人と1年相手に厳しすぎ……って言っても大会かかってるから何も言えない。
激しいあまり、ドリンクも直ぐになくなってしまった。
また大きめのタンク部費で買わないと…！
井浦｢今日はここまで！各自点数確認しておけ！｣
全員｢｢うっす！/はい！｣｣
伊達チーム40点。水澄チーム35点。
宵越｢ご、5点差で負けてる…！それに…人見のやつ…｣
王城｢人見くんの失点が気になる？｣
宵越くんは人見ちゃんの失点を気にしてるようだった。
王城｢人見くんの失点があるのに5点差で負けてるのが分からないのはまだお互いの理解が足りないからだよ｣
宵越｢？｣
王城｢わっ！｣
貴方｢理解できないなら、皆で遊んだらいいじゃん！｣
私は正くんの後ろから顔を出して提案した。
宵越｢あ、遊ぶって…俺らで何をすればいいんだ！｣
関｢良ければ……｣
後ろから関くんが声と手を挙げた
関｢自分が決めちゃってもいいすか？｣
宵越｢た、頼む……！｣
貴方｢ふふふっ(ﾆｺﾆｺ)｣
1年の彼らは早速部活終わりにボーリングへ行く事になった。
貴方｢行ってらっしゃい！宵越くん、皆のこといじめちゃダメだよ！｣
宵越｢誰が虐めるか！そんなイメージつけるな！｣
貴方｢ぷっ……じゃあ皆楽しんでおいでね！｣
彼らを見送り、私達２・３年は体育館に残った。
貴方｢大丈夫かなぁ、宵越くん｣
王城｢宵越くんが心配？｣
貴方｢彼頑固だから…｣
伊達｢カバディもわかる上にコート外から見てるAが1番選手の特性や性格がわかるもんな。｣
新入部員が入るまで宵越くんは1番初心者だったけど、でも下が出来て…
貴方｢宵越くんはさ、全部自分でやってしまおうとしてるよね。それに反して畦道くんは庇ったりちゃんと誘導してる。それが失点の差を産む｣
王城｢そう……そうなんだよ｣
それがサッカーの時のやり方…癖なんだろうけど。
カバディでは通用しないよ。
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作者名：うじっしー | 作成日時：2021年5月19日 1時
