28話 ページ30
それでも持つに持てず悩んでいると…
不死川「よぉ…何してんだよ」
貴方「あ!不死川様!!ちょっとお願いがあるんですが……」
不死川「ん?」
貴方「お……お荷物を……持ってもらっても良いでしょうか……(エヘヘ)」
不死川「ったく……Aはこんな大食いじゃねぇだろ!もうちょっと考えて買えよ!腐るぞ!」
貴方「明日全部作りますから腐りません!(キラキラ)」
不死川「どこで胸張ってんだ!……仕方ねぇ……持てねぇ分持ってやるよ。その変わり、俺の用事に付き合え」
不死川様は持ちきれない荷物を持ってくれた。
柱である以上この程度の重さは特に問題ない。
貴方「よ、用事って…おはぎ??」
おはぎ屋さんの前で立ち止まる。
不死川「お、おぅ…悪いか??」
貴方「いえ!全然!!(ギャ、ギャップ……)」
不死川様のおはぎも付き合い、屋敷まで荷物を運んでくれた。
貴方「うぅっ……わざわざありがとうございます(泣)このご恩は忘れません!!」
不死川「別に、荷物運んだだけだろ///顔上げろ。」
私が顔を上げると、頭にポンとなにか当たった。
不死川「ん……やるよ。」
おはぎ屋に売っていたあんみつ……
貴方「え!いいのですか!?」
不死川「き、今日中に食えよ……///」
貴方「嬉しいっ!本当に何から何までありがとうございます!またうちにも遊びに来てくださいね!」
不死川「分かったよ////(脈アリか!?)」
不死川様は顔を赤くして帰っていった。
私のためにあんみつ買ってくれてたなんて優しい人。
貴方「甘い良い香り〜!」
あんこが沢山入っていてとっても美味しそうだ。
明日の朝方、私の屋敷に煉獄様が帰ってくるの楽しみすぎる!!
まさに夫婦みたいじゃないかな?
任務から帰ってくる煉獄様をご飯を作って待つ私……
貴方「キャ〜〜〜///////」
私はあんみつとスプーンを振り回しながら興奮していた。(変態)
今日、私は夜の巡回も無いのでゆっくり眠り、明日の朝早く起きて食事の準備を始めよう。
でも、心配だなぁ……
貴方「鴉、煉獄様達の様子を随時観察してくれる??」
鴉「ワカッタ!何カアレバ報告スル!」
そう言って鴉は飛んで行った。勝手なことをしてごめんなさい。
列車にて、魘夢との戦闘が繰り広げられていることを知らず、早々と眠りに落ちる。
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作者名:うじっしー | 作成日時:2020年8月13日 2時