【wrwrd】呆気なく捕まりました3【軍パロ】

護衛を任されました ページ18

noside

ﾊﾞﾀﾝｯ

shp「……は、A……さん……？」

笑顔を向けられた彼らは閉ざされた門をじっと見続け、ついに新人はへなりへなりと地面に座り込む

tn「A！A！！！ｯくそ、なんで開かんねん、なんでビクともしいひんねん！！！」

書記長は必死に門が開くように力を入れるがそれは無意味な行為だと思い知らされる

os「……」

tn「あの馬鹿、ほんま、この前自分のために生きろ言うたばっかやのに、なんで俺たちだけ逃すんや」

shp「……俺たち……そんなに頼りないんですかね……」

os「……」





os「その逆や」

tn「…え？」

os「頼っているからこそ、こんな行動に出た…
ほんま、動きは器用やのに何かを言葉で伝えようとするん不器用すぎやろ」

コツコツと門に背を向け車の元へ向かっていく外交官

shp「ちょ、オスマンさん！？見放すんですか！？」

os「そんな訳ないやろ」

shp「っ」

新人の方に振り向き即答でそう答えた彼の顔は

いつもの表情はどこへやら、鬼のような、狼のような、冗談といえないほどの怒りを込めていると誰からでもわかる顔だった

os「…トントン、そろそろインカム、使えるんちゃうか？」

tn「え、あ、ほんまや」

耳元を確認するとﾋﾟﾋﾟﾋﾟといつもと変わらない様子に戻っていた

os「今すぐグルッペンに連絡して、流石の俺もこれは堪忍袋の緒が切れたわ」





戦争や






os「うちの仲間傷つけるとかあくどい真似しやがって、易々と生きて帰れると思うなよ」

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