エスコート ページ37
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セド「あれ、Aちゃん？」
エイ「なんだ、知り合いだったのか？」
セド「ええ、学校で。へぇー！まさかこんな所で会えるなんて」
アル「初めまして、セドリックくん。エイモスの同僚のアルフィー・アースキンだ。娘がお世話になっているようだね」
セド「セドリック・ディゴリーです。いえ、こちらこそAちゃんにはお世話になってます」
そんな話をしながらアルフィーとシェイクハンドを交わすセドリックをAはぼーっと熱に浮かされたように見つめた。
セドリック先輩のタキシード姿…
見なれた制服とローブではなく、上品な黒のタキシードを身にまとい、サイドの髪の毛をかきあげるようにして固めていたセドリックはいつも以上にかっこよく見えて、Aの瞳はどうしても釘付けだ。
セド「Aちゃん、ドレスよく似合ってるね。かわいい。」
Aの視線に気づいたのか、Aの方を向き直すとセドリックは目を見つめながらそんなことをサラッと言う。
途端に頬に熱が一気に上がり、はずかしさと照れくささのあまり倒れてしまいそうだった。
『あ、ああありがとう、ございます！』
エイ「そうだセド。せっかく綺麗な姫君がいるんだからエスコートしてあげなさい。…アルフィー、いいかな？」
アル「もちろん。僕のとこにいても暇だろうし行っておいでA。セドリックくん、よろしく頼んだよ」
『え、ちょっとパパ！？』
セド「もちろんです。…さ、どうぞAちゃん」
セドリックは絵本の中の王子様のように優雅に手を差し出す。
どうしようかと慌てていたAもアルフィーがトントンと背中を叩いて促すものだから、もうどうにでもなれとセドリックの掌の上にちょこんと手を乗せた。
真っ赤な顔で緊張に唇を震わせながらセドリックを見つめるAを見てセドリックはクスリと微笑む。
そして乗せられたAの手を優しく引いて、自身の腕に絡ませた。
セド「じゃあいこうか」
一層密着して心臓が高鳴るAなんてお構い無しに、
セドリックはひょいひょいっとボーイからシャンメリーを2つ受け取るとそのままバルコニーまで歩いた。
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美愛(プロフ) - 灯火さやさん» 前作に引き続きお読み頂きありがとうございます🥰ぜひどんな展開になるか、楽しみに待っていてください🙌 (2月9日 9時) (
レス) id: 66f373a354 (このIDを非表示/違反報告)
灯火さや(プロフ) - 初コメです。前作を一層読み、引継で読み漁り、ドラコがデスイーター路線になる設定が好みすぎます。夢主は死喰い人にはならず潜入スパイ的なポジションになるのかな？と思って読みました。 (1月29日 11時) (レス) id: f174f30836 (このIDを非表示/違反報告)
美愛(プロフ) - ちゃんちゃんさん» とても創作の励みになるお言葉ありがとうございます！どんどん更新していくのでぜひぜひ待っててください✨ (1月26日 10時) (レス) id: 66f373a354 (このIDを非表示/違反報告)
ちゃんちゃん(プロフ) - いつもとても楽しませて頂いています！本当におもしろいです！また更新楽しみにしております☺️ (1月26日 2時) (レス) @page26 id: 0e52f3e689 (このIDを非表示/違反報告)
マニ。(プロフ) - 美愛さん» ✉️。こんにちは。とても面白いです！もしよろしければ一緒にボードで会話しませんか？これからも更新応援してます💝🫶 (1月19日 15時) (レス) id: 4c65165166 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：美愛 | 作成日時：2023年7月14日 18時
