パーティー ページ36
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『ママ、へんなところないかな？』
シエ「とてもかわいいわよ。ドレスも、そのリボンも。よく似合ってるわ。」
クリスマス当日。
セドリックから貰ったピンクのリボンに合わせて淡いベビーピンクのミニドレスを身に纏ったAは、アルフィーとシエラと共にマルフォイ邸に向かった。
去年開催されなかったからか、今年の規模は今までのホームパーティの域を超え、魔法省の人間や上流階級の魔法使いたちが多く集まっている。
あちらにもこちらにも、日刊預言者新聞や本で見た事のある人達がわんさかいた。
『…社交界みたい』
アル「そう、だな…。まったく、ルシウスのやつ何を考えてるんだか…」
今までの見知ったクリスマスパーティーの姿はそこにはなく、場違い感がどうしても拭えないAはアルフィーの傍にぴったりとくっつくようにして立つ。
───こんなの、楽しくない
これならホグワーツに残ればよかったなぁと小さくため息をついた所で、こちらに寄ってくる人影が見えた。
「アルフィー！君も来ていたんだな」
アル「おお、エイモス！まさかお前とここで会うとは」
エイモスと呼ばれた40代くらいの男性はにこにこと優しげな笑みを浮かべ、アルフィーと握手を交わす。
誰だろう？とAは訝しげに見つめていたが、
父親の知り合いに不躾な真似をしてはいけないと、慌ててぺこりと頭を下げた。
アル「A、こちらはエイモス・ディゴリー。パパと同じ魔法生物規制管理部に務めている同僚だよ」
『は、はじめまして！A・アースキンです』
エイ「おお、やっぱりこの子がAちゃんか。実はね、僕は君が生まれたばかりの頃に抱っこさせてもらったことがあるんだよ。綺麗なお嬢さんになったね」
『ええ！そうなんですか』
にこにこと人の良い笑みを浮かべながらAに右手を差し出してくるエイモスの手をAはとった。
全く記憶にないが、何となくその目元は見たことがあるような気もする。
…いや、覚えているわけないか
アル「そう言えばエイモスのとこもAと同じくらいの歳の息子さんがいたよな？名前は、えーっと…」
エイ「おお、今日ちょうど来てるよ。…おい、セドリック！」
『セドリック？！』
エイモスが呼んだ名前にAは素っ頓狂な声上げた。
聞き馴染みのある名前にまさかとは思いつつも
「なに、父さん？」と駆け寄ってきた少年は想像通りAがよく知る人物だった。
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美愛(プロフ) - 灯火さやさん» 前作に引き続きお読み頂きありがとうございます🥰ぜひどんな展開になるか、楽しみに待っていてください🙌 (2月9日 9時) (
レス) id: 66f373a354 (このIDを非表示/違反報告)
灯火さや(プロフ) - 初コメです。前作を一層読み、引継で読み漁り、ドラコがデスイーター路線になる設定が好みすぎます。夢主は死喰い人にはならず潜入スパイ的なポジションになるのかな？と思って読みました。 (1月29日 11時) (レス) id: f174f30836 (このIDを非表示/違反報告)
美愛(プロフ) - ちゃんちゃんさん» とても創作の励みになるお言葉ありがとうございます！どんどん更新していくのでぜひぜひ待っててください✨ (1月26日 10時) (レス) id: 66f373a354 (このIDを非表示/違反報告)
ちゃんちゃん(プロフ) - いつもとても楽しませて頂いています！本当におもしろいです！また更新楽しみにしております☺️ (1月26日 2時) (レス) @page26 id: 0e52f3e689 (このIDを非表示/違反報告)
マニ。(プロフ) - 美愛さん» ✉️。こんにちは。とても面白いです！もしよろしければ一緒にボードで会話しませんか？これからも更新応援してます💝🫶 (1月19日 15時) (レス) id: 4c65165166 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：美愛 | 作成日時：2023年7月14日 18時
