プライド ページ28
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ウッ「気づいてたら、スニッチをキャッチしなかったか？…そんな手加減して勝たされるなんて、それこそグリフィンドールがかっこ悪いじゃないか。」
片眉を下げながら苦笑いを浮かべるウッドの表情を見て
セドリックは押し黙った。
これ以上自分が何か言ってはグリフィンドールのプライドを傷つけてしまう、それを察したのだろう
負けたグリフィンドールの選手より悔しそうに唇を引き結び、ギリっと拳を握るセドリックにウッドはフッと表情を和らげると、肩をポンと叩いてハリーの周りへ戻って行った。
フーチ先生もその後へと続く。
グラウンドの中央で1人、静かに雨に打たれるセドリックの姿にたまらなくなってAは駆け出し、タオルを差し出した。
『あ、あの、これ……なんの足しにもならないかもしれないんですけど雨、拭いてください。』
セド「Aちゃん…？」
Aの声にセドリックは振り向き、目を合わせる。
遠くから見ている時には全く気づかなかったが、
セドリックの頬は粉塵によって少し血が滲んでいた。
『あ、ココ…。怪我大丈夫ですか？』
セド「え、怪我？」
Aがトントンと頬を、セドリックの傷がついているところと同じところを鏡写しのようにして叩く。
本人は怪我をしたことにすら全く気づいてなかったようで
キョトンとした表情を浮かべていた。
Aは慌ててタオルをセドリックに押し付けるように渡すと、ローブから杖を取り出し、小さく降る。
『エピスキー…(癒えよ)』
呪文を唱えるとみるみるうちに傷が塞がり、
元の綺麗な顔に戻った。
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美愛(プロフ) - 灯火さやさん» 前作に引き続きお読み頂きありがとうございます🥰ぜひどんな展開になるか、楽しみに待っていてください🙌 (2月9日 9時) (
レス) id: 66f373a354 (このIDを非表示/違反報告)
灯火さや(プロフ) - 初コメです。前作を一層読み、引継で読み漁り、ドラコがデスイーター路線になる設定が好みすぎます。夢主は死喰い人にはならず潜入スパイ的なポジションになるのかな？と思って読みました。 (1月29日 11時) (レス) id: f174f30836 (このIDを非表示/違反報告)
美愛(プロフ) - ちゃんちゃんさん» とても創作の励みになるお言葉ありがとうございます！どんどん更新していくのでぜひぜひ待っててください✨ (1月26日 10時) (レス) id: 66f373a354 (このIDを非表示/違反報告)
ちゃんちゃん(プロフ) - いつもとても楽しませて頂いています！本当におもしろいです！また更新楽しみにしております☺️ (1月26日 2時) (レス) @page26 id: 0e52f3e689 (このIDを非表示/違反報告)
マニ。(プロフ) - 美愛さん» ✉️。こんにちは。とても面白いです！もしよろしければ一緒にボードで会話しませんか？これからも更新応援してます💝🫶 (1月19日 15時) (レス) id: 4c65165166 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：美愛 | 作成日時：2023年7月14日 18時
