騒ぎ ページ21
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ドラ「おい！なんで僕がグリフィンドールのやつを探さなきゃいけないんだ！」
『え！だって一緒に探してくれるって言ったじゃん』
ドラ「…クソ、こんなことだと分かっていたら言わなかった。」
ブツブツと小言を言い続けるドラコと共に
Aはハーマイオニーを探してあっちへこっちへ。
すると先程すれ違ったラベンダーが
3階の女子トイレで見たという情報を教えてくれた。
ドラ「しかも女子トイレだろ？僕が行く必要は…」
『じゃあ外で待ってて！』
ドラ「ていうか何かみんな騒がしくないか？」
『ハロウィーンだからじゃないの！』
ドラ「いや、そんな楽しそうな感じじゃ…」
そんな言い争いながら女子トイレへたどり着けば
なんとも言えない悪臭が鼻をつく。
ドラ「うぇっ、ここのトイレ壊れてるんじゃないか。…しかも地面も何かぬめぬめしてるぞ。」
思わず2人が顔を顰めた瞬間、
女の子の悲鳴が聞こえた。
『ハーマイオニーの声！』
ドラ「あ、おいちょっと待て！」
間違いなくトイレの中から聞こえたその声に
Aは反射的にドアを開けて飛び込む。
『きゃっ！』
だがその瞬間
目の前に飛び込んできたのはどデカい巨体。
思わず目を見開くと、
そこには本の中でしか見た事のないトロールが立っていた。
ハー「A！」
『ハーマイオニー！』
酷く脅えた顔でハーマイオニーはトイレの影に隠れていた。
脚がすくんで動けないのだろう。
助けに行かなきゃと駆け出そうとした瞬間、
ブァーという低い唸り声と共にトロールが持っていた棍棒を振り回し、トイレの個室を壊した。
ハー「いやーーー！！！」
轟音と瓦礫の崩れる音、
そしてハーマイオニーの叫び声が耳をつんざく。
そのままハーマイオニーに狙いを定めたトロールは
ぶんぶんと棍棒を振り回した。
なにかこっちに意識を向けないと！
そう思い
目の前の瓦礫の破片をトロールに向かって思いっきり投げる。
すると運良くトロールの頭に瓦礫が当たり、トロールはこっちを向いた。
…だがこれからどうしたらいいのか何も考えていなかった。
『ど、どうしよう…』
新たな標的を見つけたトロールは、
ずし、ずしとこちらに歩を進めてくる。
『あ、あぁ…』
私、ここで死んじゃうのかな…なんてAが目を瞑れば、
Aの目の前が陰った。
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Alice(プロフ) - お待ちしておりました！ありがとうございます！😭 (7月14日 18時) (
レス) @page50 id: fa4665eb65 (このIDを非表示/違反報告)
美愛(プロフ) - やよさん» ありがとうございます🙌期待しててください✨ (6月6日 14時) (レス) @page49 id: 66f373a354 (このIDを非表示/違反報告)
やよ - 続編たのしみ〜！！ (6月5日 20時) (レス) @page49 id: 6725d401be (このIDを非表示/違反報告)
Alice(プロフ) - いえいえ大丈夫ですよ！逆に不安にさせてしまい申し訳ないです😢美愛さんの作品はそんな文字化けに屈しないほど素晴らしいですから🤭 (2023年4月23日 22時) (レス) id: fa4665eb65 (このIDを非表示/違反報告)
美愛(プロフ) - Aliceさん» そうなんですね…。ちょっと私のiOSからは確認できなくて対応できてないです🥲スマホだったら見れるとかないですかね？読みにくくて申し訳ないです🙇🏻♀️💦 (2023年4月23日 19時) (レス) @page15 id: 66f373a354 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：美愛 | 作成日時：2023年4月19日 17時
