誓い ページ3
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ドラ｢Aはおふたりが亡くなってから、おふたりが守って来たものを守るためにずっと必死でした。
見てるこっちが心配になるくらい努力家で、だからこそ彼女をすぐに助けられるよう、誰よりも近くに居たいと思っています。
1人で立つことがしんどくなった時には支えられるように、強くなりたいと思っています。｣
ああ、そうだ
伝えたい気持ちなんて、たったひとつだった。
ドラ｢Aを産んでくれてありがとうございます。
僕に、誰よりも愛したいと思わせてくれた女の子に出会わせてくれてありがとうございます。｣
ぐすりと、隣からすすり上げるような音が聞こえた。
プライドの高い彼女は俯いて唇を噛み、
その雫を隠しているのだろう。
そのくらい、もう見なくてもわかる。
僕は世界で1番大好きな彼女の肩をそっと抱き寄せた。
ドラ｢Aが背負って来たもの、一緒に背負わせてください。
一生、共に生きていかせて下さい。｣
ドラ｢必ず僕が、Aを幸せにします。｣
《ええ、娘を頼みました。》
ドラ｢えっ…？｣
気のせいだろうか。
どこからか声が聞こえた気がする。
きょとんとした顔で辺りを見回す僕に、
目の周りを赤くしたAがどうしたのと問いたげに首を傾げた。
ドラ｢いや…なんでも、ない…｣
…きっと幻聴だろう。
そう思いながら、
でもAの両親の声だったらいいなと
Aの両親が僕のことを認めてくれていたらいいなと、
そんな気持ちが胸中に溢れた。
『…帰ろうか、来てくれてありがとうね。』
ドラ｢いや、こちらこそ。連れてきてくれてありがとう。｣
どちらからともなく手を繋ぎあった僕らは帰路をたどった。
この手を絶対に離さないと。
ずっとそばに居たいと。
そう強く願って、繋ぐ手に力を込めた。
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美愛(プロフ) - Aliceさん» こちらこそ、いつも素敵なコメントに支えられました(⋆ᴗ͈ˬᴗ͈)”作品を愛して頂き、作者冥利です！ありがとうございます✨ (2023年4月20日 17時) (
レス) id: 66f373a354 (このIDを非表示/違反報告)
Alice(プロフ) - 完結お疲れ様でした！毎日幸せな時間を過ごせました。本作品に出会えて本当に嬉しく思ってます。今日から何度も読み返して新連載の更新をお待ちしますね！少し寂しいですがこの2人の幸せを切に願ってます。素晴らしいお話ありがとうございました！ (2023年4月20日 17時) (レス) id: fa4665eb65 (このIDを非表示/違反報告)
美愛(プロフ) - Aliceさん» わぁ〜何よりです🥰いつもワクワクするコメントありがとうございます！ぜひドキドキしながら今後の展開楽しみにしててくださいね🥰 (2023年4月11日 0時) (レス) id: 66f373a354 (このIDを非表示/違反報告)
Alice(プロフ) - うぁぁぁあ！！心臓が！私の心臓がっ！！ネタバレになるのでここで書けませんが！こんなにスクロールするのがドキドキするなんて！( ⌯ﾉㅿﾉ)完結が喜ばしいことなのに永遠と続いて欲しい欲求が！(´^q^`) (2023年4月10日 18時) (レス) @page6 id: fa4665eb65 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：美愛 | 作成日時：2023年4月9日 18時
