終幕 ページ11
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トー「いえ、もうわたくしめは今死んでも後悔は…」
ハー「ねぇ、A。そういえばドラコからは何かお祝いしてもらったの？」
不意なグレンジャーの言葉に
昨日のことを思い出したのかAが頬を赤らめた。
真っ赤な顔で無言で立ち尽くすその様子をみんなは不思議そうに見つめていたが、
すぐさまはっとしたように、にやにやとした視線を向ける。
ロン「へぇ〜何かあったんだなぁこれは？」
『えっ…あ、いや…』
相変わらず誤魔化すのが下手だなこいつ
しどろもどろになるAにはぁーとため息をついた。
ドラ「プロポーズしたけど。」
「「「えっ？！」」」
にやにやとした眼差しが一変して丸く見開かれる。
挙動不審な様子で僕とAを見比べる間抜けなこいつらに、
フンと鼻を鳴らした。
ロン「まじ、かよ…」
ハー「あ！ほんとだわ、Aの左手に指輪がついているじゃない！」
グレンジャーがはっとした様子でAの左手をとると
みんなの視線が薬指のアイスブルーダイヤモンドへと集まった。
ロン「うへぇ、ダイヤかよ。何カラットだこれ。…全くこれだから金持ちは」
ドラ「フン、僕がちゃちな指輪を婚約に渡すわけないだろ。」
ハリ「だとしても、だよ…」
唖然とした様子で眺め続けるトリオたち。
その横ではトーナが再び涙をぼろぼろと零していた。
トー「ああぁ、A様がご結婚…。そうだ、ウェディングドレス姿を見なくては後悔が…まだわたくしめ死ぬ訳には…」
『うんうん、そうね。ウェディングドレス姿を見てもその先も、ちゃんと長生きしてちょうだいね。』
やれやれと言ったふうに適当にトーナをあしらい始めたA。
うん、きっとそれが正解だ。
トー「ああぁ、なんと！今日は素晴らしい日です。これはわたくし、腕によりをかけて夕食を作らねば！」
『…。ほどほどにね。』
苦笑いするAに見送られ
一礼するとトーナは姿をくらました。
きっとこの後すごい量の夜ご飯が待っているのだろうな…
その後僕らは思い思いに別荘で遊び尽くし、
2泊3日のダンブルドア軍団合宿は幕を閉じたのだった。
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美愛(プロフ) - Aliceさん» こちらこそ、いつも素敵なコメントに支えられました(⋆ᴗ͈ˬᴗ͈)”作品を愛して頂き、作者冥利です！ありがとうございます✨ (2023年4月20日 17時) (
レス) id: 66f373a354 (このIDを非表示/違反報告)
Alice(プロフ) - 完結お疲れ様でした！毎日幸せな時間を過ごせました。本作品に出会えて本当に嬉しく思ってます。今日から何度も読み返して新連載の更新をお待ちしますね！少し寂しいですがこの2人の幸せを切に願ってます。素晴らしいお話ありがとうございました！ (2023年4月20日 17時) (レス) id: fa4665eb65 (このIDを非表示/違反報告)
美愛(プロフ) - Aliceさん» わぁ〜何よりです🥰いつもワクワクするコメントありがとうございます！ぜひドキドキしながら今後の展開楽しみにしててくださいね🥰 (2023年4月11日 0時) (レス) id: 66f373a354 (このIDを非表示/違反報告)
Alice(プロフ) - うぁぁぁあ！！心臓が！私の心臓がっ！！ネタバレになるのでここで書けませんが！こんなにスクロールするのがドキドキするなんて！( ⌯ﾉㅿﾉ)完結が喜ばしいことなのに永遠と続いて欲しい欲求が！(´^q^`) (2023年4月10日 18時) (レス) @page6 id: fa4665eb65 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：美愛 | 作成日時：2023年4月9日 18時
