ありがたく思え ページ34
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ドラ「…という訳で今日からAの代わりに僕がお前たちに魔法を教えてやる。ありがたく思え。」
必要の部屋でぽかんとした顔で僕を見るダンブルドア軍団の学生たち。
そして僕の隣にはなんとも曖昧な表情を浮かべるポッターたち3人組が居た。
シェ「…あのさ、理由は分かったよ。でもマルフォイが教えるって…その、君に高等魔法が使えるのかい？」
ポッターがシェーマスと呼んでいたか
グリフィンドールの赤いローブを纏った学生が
おずおず、といった様子で僕に問いかけた。
ドラ「あぁ。少なくともお前たちやポッターよりは使えると思うがな。」
フレ「なら見せてくれよ。」
ジョ「あぁ、そうだ。センセイのお手並み拝見とさせて頂こうじゃないか。」
ウィーズリーの双子たちにニヤニヤとした挑戦的な視線を向けられ、僕はフンと鼻を鳴らす。
そしてそのままシェーマスに向かって杖を向けると
魔法を唱えた。
ドラ「ステューピファイ！(麻痺せよ)」
シェ「うっ…！」
壁に向かって吹き飛んだシェーマス。
痛みに少しだけ顔を歪めていた。
ドラ「ボンバーダ・マキシマ！(完全粉砕せよ)」
そして続いて部屋にあった変な形の人形に杖を向け、破壊する。
ドラ「エクスペクト・パトローナム！」
最後に守護霊の呪文を唱えれば
青白いフェレットが学生たちの周りをくるくると走り回り、
そしてそのまま消えていった。
ドラ「…これで満足か？」
僕がみんなを見渡せば、
唖然とした表情を浮かべていた学生たちがはっと我に返る。
そしてホワイトブロンドの髪をした、レイブンクローのローブを纏った女がぱちぱちと手を叩き始めた。
ルー「すごいね。」
ドラ「…フン、このくらい出来なきゃ講師なんか引き受けてない。」
本当にすごいと思っているのか思っていないのか
なんとも感情の読みにくい声で褒める女ではあったが、
満更でもない気持ちが込み上げる。
その女につられてあちらこちらからまばらな拍手が湧いた。
ハリ「…まぁ、今見てもらった通り実力は大丈夫だと思うから、今日からマルフォイにも先生として教えて貰う事にした。…みんな、OK？」
ポッターの言葉にこくこくと頷く学生たち。
ウィーズリーの双子たちはヒューっと口笛を鳴らした。
ドラ「言っておくがこの僕がわざわざ時間を割いて教えてやるんだ。生半可じゃ許さないぞ。」
僕のその鋭い言葉に、
学生たちが生唾を飲み込む音がした。
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美愛(プロフ) - Aliceさん» 沢山褒めて頂きありがとうございます！私の方こそコメントとても励みになってます🥰毎日のガッツポーズを楽しみに書き綴りますね！笑 (2023年4月9日 13時) (
レス) @page48 id: 66f373a354 (このIDを非表示/違反報告)
Alice(プロフ) - 第4篇お疲れ様でした！しつこいくらいコメントしてますがそのくらい気持ちが溢れてます！美愛さんの文の書き方、言葉の選び方、何をとっても好きです！毎日更新の知らせがくると本当にガッツポーズしてます( *˙ω˙*)و (2023年4月8日 21時) (レス) @page48 id: fa4665eb65 (このIDを非表示/違反報告)
美愛(プロフ) - Aliceさん» お気遣いありがとうございます😌毎日更新を見守って頂き嬉しく思います。しっかりと休ませて頂いたのでまた楽しく書き綴らせていただきますね！ (2023年4月3日 19時) (レス) @page37 id: 66f373a354 (このIDを非表示/違反報告)
Alice(プロフ) - 昨日の更新の時にコメントしようと思っていたのですが、もし次の日に再度体調崩されるかもしれないと思いまして今日更新したらコメントしようと考えておりました！お身体の方はお休みになられましたでしょうか？これからもご自身のペースでゆっくりやられてくださいね。 (2023年4月2日 20時) (レス) @page34 id: fa4665eb65 (このIDを非表示/違反報告)
美愛(プロフ) - Aliceさん» ありがとうございます。今日から再開致しましたのでぜひまた読んでいただけると嬉しいです(*´˘`*) (2023年4月1日 21時) (レス) @page33 id: 66f373a354 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：美愛 | 作成日時：2023年3月12日 18時
