銀魂黒夜叉(5人目の攘夷志士) (ページ22)

今日:2 hit、昨日:13 hit、合計:13,173 hit

番外編②真選組にてページ22

Aside
真選組についてから、勲くんに隊士達の前で自己紹介しようと隊士達を集めてくれた

『光月Aです、副長補佐として毎日じゃないけど働かせて貰います、よろしくお願いします』

にこりと笑ってお辞儀をする
隊士達を見ると本当に男の人しかいないんだなぁって思っていると十四郎が肩を抱いて身体を寄せてきた

土「こいつは万事屋の女だからな、よからぬ事を考えんじゃねぇぞ」

って釘を刺してくれた
すると隊士の1人が「沖田さんや副長と剣の腕はどちらが上なんですか？」なんて聞いてきた

すると勲くんも「確かにAちゃんは木刀持ってるけど勝負してる姿見た事ないよなぁ」と言い出した

沖「確かに、Aさんの腕も気になりまさァ、一手お願いしやすぜ」

『なんでそんなやる気満々なの？…はぁ、分かったわよ総くんとはあんまりやりたくないんだけど…負けても文句ないわよね？』

沖「えぇ、俺が勝ったら俺の言う事1つ聞いてもらいまさァ」

総くんはニヤリと不敵に笑っていた

『あーぁあ、だからやりたくなかったのに…ま、いいよ、私が勝ったら私の言う事1つ聞いてもらうからね』

ため息混じりに総くんに伝え、髪をポニーテールにまとめてから互いに竹刀を構える
そして勲くんが私たちの真ん中に立ち、「始め！」と合図を出す

そして中々決着がつかなくて1時間後
私がトドメをさして私の勝ち

隊士達は「すげぇ」、「あの沖田隊長が負けた」などと呆気にとられていた
因みに私は息はあまり乱れていない

土「まじかよ…あの総悟が負けるだと？互角以上にやり合ってると思えば、アイツは息がほとんど乱れてねぇぞ」

近「さすがだなァ…トシ、Aちゃんと勝負してみたらどうだ？」

勲くんは十四郎の肩に手を置きながらガッハッハッと笑っていた