Give me...

ご飯 ページ9

北｢あれ？違った？？｣



｢いや…あってます、Aです…//｣





北｢だよね、俺が見間違えるわけないもん笑

あープライベートで名古屋くんの久々だわ｣



周りをちらちらと見てるみっくんに勇気を出して
疑問をぶつける


｢あの…今日会った目的って､､｣



北｢ん？あぁ、電話とかじゃなくて直接会いたかったのと、なんか純粋にもっとAちゃんのこと知りたいなって思ったからご飯でもどうかな？って｣




ご飯…？？一緒に………？




北｢個室とかある店めっちゃ調べたんだよねー｣


そう言ってスマホを操作して見せてくれた



北｢ここか、ここ行ってみたいな｣


見せられた2軒のお店




1軒は知らない所

もう1軒は行ったことはないけど、"美味しい"ってクラスの子が言ってた
有名でここから近いお店



私がその近いお店の方がいいと言うと

じゃあ決まり！ってお店に向かった









_______





"ではこちらになりますね、ごゆっくりどうぞ"






10分くらいで着いて、通された個室


今の時間は午後3時すぎ


お昼のピークもすぎたみたいで、すんなり入ることができた



みっくんはローストビーフ、私はパエリアを食べる




北｢めっちゃ、うまいんだけど！｣





個室に入ってすぐサングラスを外してたから

今はもうみっくんの素顔が見えてて



目を大きくして口をもぐもぐしてる姿は

テレビでもよく見るから思わず微笑む



北｢なーに笑ってんの？？笑｣


｢え、いや……/｣



北｢笑った顔初めて見たかも｣






"今まで、固まってる表情と照れてる表情しか知らなかったから"









そう言って少し覗き込むように私を見る目は

大人っぽくてドキっとした

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