また明日。《8》

♯390 ページ40

A「…………でも言ったら相手は断れなくない？」


梓「本当に嫌なら断ると思うよ？Aちゃんも本当に嫌だったらお見合いも断れたんじゃない？」


A「……本当に嫌だったけど…………会って親が納得するならって思ってた」


梓「だよね？もう少しよく考えて返事した方が良かったね。その場しのぎは結局自分の首を締めることになるから」


A「…………陸くんに……言ってみる」


梓「うん(笑)そんな重く考えずにね。それより気になる事があるんだけど。あの食器……いいの？前の彼女のでしょ？」


A「あぁ、あれ(苦笑)陸くん何とも思ってなさそう」


梓「陸くんがそうでもこっちは思うよね！？陸くんもそんなの早く捨てたらいいのに。失礼だよあれは」


A「やっぱり梓ちゃんもそう思う？捨てて欲しいって言ってもいいのかな？｣


梓「私なら健ちゃんこれ要らないよね？捨てるね〜って捨てちゃう(笑)ダメって言われたら納得いく理由を話してもらうけど(笑)理由無くない？元カノの思い出なんていらないよ？(笑)」


A「……陸くんにとっては大事なのかな」


梓「……ちょっと違和感感じたけど、お節介だったらごめんね。ただ、無理はしないでね」


A「うん、ありがと(笑)」


梓「陸くん、LIVEだとかっこいいのになぁ〜(笑)ちょっとポンコツだね？(笑)」


A「健太さんもんね(笑)」


ご飯を食べながらノロケ合戦してると、陸くんが家に来た


梓「帰るね！！……頑張って(笑)」


A「うん。ごめんね、バタバタさせて」


梓「ううん、またね(笑)陸くんお邪魔しました〜｣


陸「ごめんねせっかく来てくれてたのに。健太によろしく(笑)」

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