初期人狼組って個人的に尊み深い ページ14
あの一件があってからも、生徒会は私を勧誘してきた。
「 なあ、入らへん？」
「 嫌です 」
私は相変わらずの眼鏡で、そして今はバスの中。
そう、待ちに待ってない、校外学習だ。
私の班は、残念なことにゾムとロボロなので、
必然的に生徒会メンバーと一緒
「 ゾムも粘るな〜 」
「 ロボロ、お前も勧誘せえよ 」
「 してるしてる。」
「 …… 」
そう言えば、ロボロに勧誘されたことないわ。(今更)
あの一件で、あの女子達は停学をくらい、
そのおかげか、私に手を出すと生徒会に執行されると恐れ、最近は些細な嫌がらせもなくなった。
まあ、それは感謝してる。
「 なあ、大先生らこっち見てない？」
「 見てんな〜 」
たまたま、私のクラスの4組と、あちらのクラスの1組のバスが一緒だったのか、
こちらに手を振っている2人が伺えた
あ、鬱がシャオロンに殴られた
「 何してんねんあいつらほんま 」
ケラケラと笑うロボロをよそに、ゾムはもうお菓子にありついていた。
そう言えば、よく食べるよなあ。
私がじっとゾムを見ていると、こちらに気づいたのか「いるか？」と聞いてくる
「 いや、いらなー… 」
言い終わるより先、私の口にポッキーが入り込んできた
「 …言い終わってないんですが 」
「 見栄っ張りやと思ったわ 」
「 違うわ… 」
口に入れられたもんは仕方ない。
私は大人しくポッキーを食べる
「 …なあ、あの件。まだ俺らのこと許してないん？」
ゾムが、少し控えめに聞いてきた。
「 ごめんな。あん時、俺がもうちょっと早く皆に教えればよかったんやけど… 」
ロボロも、申し訳なさそうに肩を落とした。
「 …許すも許さないも、やったのは女子で、2人含め生徒会は、
私を助けてくれたわけだから…うん。」
曖昧な返事に、2人の不安が増したみたいだ。
「 …今も生徒会は嫌い。関わったらろくなことないし、
あんなことあったのにまだ関わってくるし、勧誘しつこいし 」
なんでそんな小動物みたいな瞳で私を見るん……。
「 まあ、今は生徒会になんやかんやで守られてるし、
たまになら…関わってあげないこともない 」
「 ほんまに？言ったで！じゃあツーペア人狼俺と組も！」
「 あっ、ゾムそれはずるいぞ！」
「 うるせえなホビット 」
「 それ今関係ないやろ！」
言い合いする2人に、鬱とシャオロンが向前のほうで笑ってる
「 やっぱ、関わらないでください 」
「「 なんでや！！」」
おお、息ぴったり。
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マリン - 初見で惚れました。ツーペア人狼すこ。そして好き。 (2019年7月28日 20時) (
レス) id: 2dc0637cbc (このIDを非表示/違反報告)
686(プロフ) - 国民なりたい/crewさん» 本当はガバって主ちゃんが頑張るっての書きたかったんですけど、文字数たりませんでした。すみません。 (2019年4月16日 14時) (レス) id: f260ae3659 (このIDを非表示/違反報告)
686(プロフ) - 死の国のアリスさん» 頑張ります (2019年4月16日 14時) (レス) id: f260ae3659 (このIDを非表示/違反報告)
国民なりたい/crew(プロフ) - あら大先生強いじゃないですか！あらなにこのイケメソ (2019年4月16日 2時) (レス) id: c483bf86ad (このIDを非表示/違反報告)
死の国のアリス - きになるううううう (2019年4月5日 17時) (レス) id: f8314d944a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：686 | 作成日時：2019年3月23日 18時
