世界って理不尽よね（悟り） ページ12
まあなんと言うか、予想はしてましたけども。
今は使われていない旧美術室。
私が入るなり、扉は閉められ、私は10数人に囲まれた。
「 最近調子乗ってんな 」
「 …いや、なんのことすか 」
「 生徒会の2人と同じ班になった挙句、昼も登校も一緒やったんやろ。
こちとら全部情報入ってんねんぞ 」
ボスなのかなんなのか、私につめよってくる
「 いや…あれは、そもそも私を勝手に推薦したのはそちら側なわけで、
昼は勝手に連れていかれて、登校は…たまたま 」
私の言葉に耳なんて貸さず、呆気なく突き飛ばされた
「 うっさいわ、もう二度と生徒会メンバーに近づけんようにしたるからなお前 」
私は関わりたくないって言っても、関わってくんのあいつらやん。
私は何もしてないし、そんなん言われたって知らん
「 ……群れんと何も出来んやつが、ほざいてんな 」
「 あ？ 」
私の言葉に苛立ったのか、髪を鷲掴みされ、引っ張られた
「 …っい、」
「 調子乗んなよ 」
「 はーい、罰としてえ、」
私から手を離すのと同時に、上から大量の白い粉が降ってきた。
何これ、チョークか。わざわざ削ったん？やば…
私は粉に咳き込み、周りは笑いに包まれる
「 きったな 」
「 ついで水もかけとこ 」
旧美術室でもう使われてないからって、
こいつらやりたい放題やりすぎやろ
「 何、さっきまで生意気な事言ってたくせして大したことなさすぎやん 」
おお口を開けて笑うその女が、私の顔に蹴りを入れた。
「 …っ 」
もちろん、私はそのまま蹴りを受け、床に寝そべる形になる。
てか待って、コンタクト取れた。
考える余裕もなく、上から冷たいものが被さる。
「 うわ、かわいそ 」
「 とどめさしちゃお 」
私はどこぞの漫画みたいに、こういう輩に立ち向かうすべがない。
助けてくれる人もいない。
こうやって、お母さんも
「 なーにしてるんすかねえ、女子のみなさーん 」
「 え、嘘…ゾムくん、と… 」
「 生徒会、の…皆 」
女子の、怯えた声と、生徒会メンバーの、
「 私、私達はただ…この子が、生徒会にとって邪魔だろうと思って 」
「 我々の中の誰が、いつ、どこで、そういった発言をしたのか、
知っているのであれば詳しく聞かせてもらおうじゃないか？」
「 寧ろ、こっちの方が迷惑だってなんでもっと早くから気づかないのかな？」
「 さあ、お聞かせ願うゾ。女子諸君 」
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マリン - 初見で惚れました。ツーペア人狼すこ。そして好き。 (2019年7月28日 20時) (
レス) id: 2dc0637cbc (このIDを非表示/違反報告)
686(プロフ) - 国民なりたい/crewさん» 本当はガバって主ちゃんが頑張るっての書きたかったんですけど、文字数たりませんでした。すみません。 (2019年4月16日 14時) (レス) id: f260ae3659 (このIDを非表示/違反報告)
686(プロフ) - 死の国のアリスさん» 頑張ります (2019年4月16日 14時) (レス) id: f260ae3659 (このIDを非表示/違反報告)
国民なりたい/crew(プロフ) - あら大先生強いじゃないですか！あらなにこのイケメソ (2019年4月16日 2時) (レス) id: c483bf86ad (このIDを非表示/違反報告)
死の国のアリス - きになるううううう (2019年4月5日 17時) (レス) id: f8314d944a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：686 | 作成日時：2019年3月23日 18時
