僕の彼女は…【磯村勇斗】

推し ページ8

Aside

チーズケーキを作った後出勤した私はあることに気付いた。

『今日食べようと思ったのに、あれ一晩寝かせなきゃいけないやつだった………』

店長「何？何の話？」

『さっきチーズケーキ作ったんですよ、でもあれ一晩寝かさなきゃいけないって忘れてたんです』

店長「あら〜、まぁいいんじゃない？明日食べれるんだし」

『でも今日食べたいよ〜店長ぉ〜！！』

店長「知らないわよ！忘れたアンタが悪いんでしょ！帰りにケーキ屋行って買えばいいのに」

『さすがに2日連続ケーキはキツいでしょ…』

店長「じゃあ我慢ね」

『ちくしょ〜………』

店長「…とりあえずお茶飲む？」

『飲みます』

お茶を飲んだ後店長とカウンターでダラダラしてると
突然店長が

店長「Aちゃんが幼稚園児だったときの将来の夢って何だったの？」

『なんすか急に……………プリキュアですけど…』

店長「あら〜可愛いじゃないの、あたしはお金持ち」

『欲深いっすね』

店長「今から宝くじでも買ってこようかしら…」

『雷に当たる確率と同じくらいですよ』

店長「まじ？雷に当たってきた方がいい？」

『いいですね』

店長「店番よろしくね」

『給料増やしてくださいよ』

店長「生意気だなオメー」

『うるさいな〜放浪癖のある店長』

店長「あぁ？」

『は？』

店長「えぇ、Aちゃん最近口悪くなってない？」

『そうですかね？あ、今日俺見てるからかな？』

店長「影響受けやすいタイプ？」

『ですね』

店長「じゃあプリキュアたくさん見ればプリキュアになれるんじゃない？」

『いい考えですね』

店長「21歳、職業プリキュア………」

『ははっ、消しますよ？』

店長「冗談よ冗談。で、彼ピッピの幼稚園児の時の将来の夢って知ってんの？」

『あー…言われてみれば、分かんない』

店長「じゃあ考えてみない？暇だし」

『いいですよ、今客いないし』

店長「…料理人とか？」

『料理うまいからな〜…IT系とか？』

店長「幼稚園児が将来の夢は？って聞かれて“IT系の仕事に就きたいです”なんて言わないでしょ」

『それもそうか。んー…幼稚園児といえば…サッカー選手とか？』

店長「やっぱ王道のお金持ちじゃない？」

『お金持ちまだ引きずってるんですか？どんだけ金に飢えてるんですか』

店長「おい言い方」

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