【H×H】幻影旅団にいる少女はフェイタンの彼女らしいです

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僕は床を蹴るとネテロ会長に近づく。その時"絶"をして気配を消す。そして、ゴンみたいに跳んでネテロ会長の真後ろに行く。警戒していたのか直ぐに後ろを向かれた。流石に2回は引っ掛からないか

そのまま、"絶"の状態でネテロ会長の頭に回し蹴りを入れる。それも易々とかわされる。でも、その威力を消さないように体をひねり反対の足で後ろ回し蹴りを入れる。ネテロ会長は1回目の蹴りのときかわしたあと、また元の状態に戻していたから今度の蹴りは入る。もちろん、そのときだけ"凝"を行う。自分の足を痛めない程度だけど

ネテロ会長の頭に蹴りが入るが脳震盪を起こすまでには至らない。でも体の重心がずれたからボールをとろうとしたけど反対の手にパスをしてしまった。僕は舌打ちをし、直ぐにその場から離れる


ﾈﾃﾛ「ほっほっほ、強くなったのぉA」

貴「相変わらずの石頭ですね。結構強く打ったのでせめて脳震盪ぐらいはしてほしかったのですが」

ﾈﾃﾛ「お主はワシがそれぐらいでなるとは思ってなかろう」

貴「当たり前じゃないですか。では、次はボールをとりに行きますね」


そう言ってまたネテロ会長に向かってまた近づく。今度は懐まで入り込み腹に蹴りを入れる。少しだけ前のめったから顔ギリギリのところで手を叩く。急にこれをされて驚かなかった人はいない。ネテロ会長も驚いて手の方に一瞬意識を傾けてしまった。このときは蹴りを入れたあと直ぐに"絶"をしていたから僕のボールへの蹴りは入る

そして、ボールが行った方向に向かって"凝"をした足でネテロ会長を蹴り、ボールをとった


貴「ネテロ会長、これでいいですか？」

ﾈﾃﾛ「ほぉ、猫騙しとは考えたのぉ。うむ、もういいぞ」

ｺﾞﾝ+ｷﾙ「「すっげぇー」」

ｺﾞﾝ「ネテロさんからボールをとるなんてすごいね！！」

ｷﾙ「猫騙しか……使えるな」

貴「ゴン、キルア。もう、僕ネテロ会長に合格貰ったから戻る。ネテロ会長、ハンターの資格は要りませんよ。てか、あげるつもりはないでしょうし」

ﾈﾃﾛ「うむ、お主にはあげないでと言われておったからのぉ



それにしてもまた、『ネテロじぃ』とは呼んでくれんのか？」


一瞬の沈黙が起こる。その中で僕は口を開く


貴「呼びませんよ。血が繋がっているわけではないのですから。では"ネテロ会長"お休みなさい」


僕は部屋を後にした。何かを置いていくように……






ーーーーー
(呼びたいけど呼んではいけない)

(その資格は自分で壊したのだから)

6→←4

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