月が4個 ページ6
Aside
ターバンの男「てゆうか、名前はなんて言うんだ?」
そう、ターバンの男が訪ねてくる。
『私の名前はAでございます。』
ターバンの男「そうか。Aか!俺はカリムだ。よろしくな!!」
『はい。よろしくお願いします。』
赤髪の男「オフ·ウィズ·ユアヘッド!!」
狸「ふぎゃ!?なんじゃこりゃ!?」ガチャンッ
二人でのほほんとしているとそんな声が聞こえた。
声のした方向を向くと狸くんが変わった首輪を着けていた。
赤髪の男「ハートの女王の法律第23条『祭典の場に猫を連れ込んではならない。』猫であるキミは重大なルール違反だ。即刻退場してもらおうか。」
狸「オレ様は猫でもね〜〜っ!!こんな首輪すぐに燃やして、、あ、あれ?炎が出ねぇんだゾ!」
赤髪の男「ふん!ボクがその首輪を外すまでキミは魔法が使えない。ただの猫同然さ。」
狸「に、にゃにー!?オレ様はペットじゃねーんだゾ!」
その光景をA達は眺めていた。
カリム「おー!揉めてんなぁ〜〜。」
『ふふ。賑やかでいいわね。』
カリム「だな〜。混ざりに行くか?」
『いいえ。此処に居ましょう。』
カリム「う〜、Aがそう言うなら、、」
そう言っているカリムの顔は"行きたくてたまらない"と書いてある。
Aは思わず吹き出してしまった。
『ふっ、ふふ、ふふふっ。』
するとカリムもつられて笑ってしまう。
カリム「あははははは!!」
?「何か楽しい事でもあったんですか?僕も入れてください。」
声の主の方を見ると、先程学園長の横にいた男の子だった。
『貴方は?』
そう聞くと彼はもじもじして此方を見た。
?「僕はユウです!、、貴方と仲良くなりたくて、、」
『私と?』
ユウ「はいっ!もし良かったら僕と友達になってくれませんか、、?」
『良いわよ。私はA。よろしくね?」ニコッ
Aがユウに微笑みかけるとユウは心臓を抑えて倒れてしまった。
ユウ「グハッ、、」バタンッ
『え?、、え!?ちょっ、大丈夫!?』
カリム「大丈夫か!?」
するとユウは案外呆気なく起き上がった。
ユウ「あ、はい。大丈夫です。ちょっとAさんが尊くて、、」
『、、それは大丈夫なのかしら、、?』
カリム「まぁ、本人が大丈夫って言ってるし大丈夫なんじゃねぇのか?」
カリムの言葉にAは頷く。
『それもそうね。』
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推しは神 - うぉぉぉ!!ありがとうございますッッ!これからキャラ達をどんどん出していくので、良かったらリクエストオナシャース!!(宣伝)ww (2021年7月6日 16時) (レス) id: 459859454a (このIDを非表示/違反報告)
しらす - お久しぶりです!!!やだっ!めちゃ面白いです!入学式のくだりですごく笑いましたw更新応援してます(でも無理せず) (2021年7月5日 17時) (レス) id: b7444f5944 (このIDを非表示/違反報告)
推しは神 - マジすか、、期待に応えられるよう、頑張りますッッ!! (2021年6月26日 11時) (レス) id: 459859454a (このIDを非表示/違反報告)
サヤ(プロフ) - 続きが楽しみです!頑張ってください! (2021年6月26日 1時) (レス) id: 4f60a72d2e (このIDを非表示/違反報告)
推しは神 - キャーー!!嬉しいです〜!!ほんとマジありがとうございますッッ!これからも頑張ります!! (2021年6月20日 13時) (レス) id: 459859454a (このIDを非表示/違反報告)
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