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ーーーside
「出たぞ！バケモノだ！」
「逃げろ！誰か憲兵を呼んでくれ！」
僕が広場に現れるだけで、人は僕から逃げていった
「バケモノ」って叫びながら
ふと気づいたころから僕はそう呼ばれていた
僕はお父さんとお母さんを知らない
でも僕は、「バケモノ」
毎日けんぺいってやつと遊んでいる
今日だってそうだ
遠くから誰かが来る気配がする
僕は後ろを見た
「いたぞ！今日こそ仕留める！」
今日は数が多いな、、、なんて思いながら、僕は屋根に飛び乗った
けんぺいは何か変なものをつけて空を飛んでた
僕も空を飛びたい
体が軽くなって僕は宙に浮いていた
後ろを見ると、顔が見えない人たちがいた
けんぺいじゃないのかな？
まあいいか
僕は飛ぶのをやめて下に降りた
すると、前にさっき後ろにいたはずの人がいた
何か鋭いものが目の前に来たから、僕はそれを左手で受け止めた
？「オイオイオイ、、、人間じゃねえな、、、」
青い澄んだ目が僕を見据えていた
続く
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