げっちゅ！ 2

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章「ほんまにええん…？」








後悔せんの？って







「ええの」







忘れる。









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章「じゃあ、キスしてええ？」








そう言って首に手を回す章大







いつもと違った優しい顔が近づく









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あともう少しで触れる距離









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やけど、なにも感触がなく







目を開けると









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そこには悲しい顔した章大









「どうしたん…？」








そう言い、手を章大の頬に当てる









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章「A、なんで泣いてんの？」









と言われ、章大に当てていた手を








自分の目らへんを触ると濡れてて









「…ほんまや。泣いてるんやな、私」









へへって笑うと







「あれ…？なんで…」






どんどん溢れ出てくる涙








とまれとまれって思っても、とまらん









「とまんないや…」








そう言うと章大は私を抱き締め








よしよしって頭を撫でてくれた









章「僕が忘れさす。やから今は泣こ^ ^」








声がすごく優しくて優しくて









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この人のそばに居てたらいいや、









なんて思った

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