さくら 。

タイトル12 ページ13

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｢え…？｣








晴天の下







明るい声で、笑顔で言った言葉は






あまりにも残酷だった









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｢どういう事…？なんで？｣









いきなり過ぎる言葉に困惑する私









幼馴染みをやめる？






なんで？どうして？







幼馴染みやめちゃったら





幼馴染みを言い訳に登校なんて出来なくなる








大ちゃんと遠くなってしまう









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大ちゃんの傍に居れなくなってしまう









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わがままが、いけなかったの？









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だけど 、返ってくる言葉は









大｢そのままの意味だよ、幼馴染みやめるの｣










その言葉だけ









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｢わかんないよ、わかんない！！！｣








はっきりしない大ちゃんにむかつく







どうして？どうしてやめなければいけない？








溢れてくる涙







涙で霞んでいく大ちゃんの姿









俺は 、と微かに聞こえる声









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大｢俺は……秋しか見えてない。


秋に言われたんだ、Aに近づきすぎだって


それなら、幼馴染みやめようと決めた｣









そうはっきりと私に言い放つ大ちゃん









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その言葉は見事に私の胸に突き刺さった

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