ハニー先輩の妹は病弱でした (ページ17)

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そう言った2人は急に自分を挟むように抱きついてくる。

！？ちょ、ち、ちかい……。

男性免疫がない自分にとってはここまで密着されてしまうとどうしてもドキドキしてしまう。

(し、しかも、2人とも上裸だし)

右には光くんの、左には馨くんの分厚い胸板が目の前にあり、自分には少々刺激が強すぎる。

前の嘘喧嘩の時から男の人、特に馨に少し意識してしまう事が増えたことはまだ誰にも言えない。

環「そんなんじゃない！ただ俺はお兄ちゃんとして妹に可愛い格好を――」

ﾊﾆ「だから！お兄ちゃんは僕だけだってばー」

そこにみつにぃも加わり、双子から挟まれる圧もどんどん大きくなっていく。
　
『だ、だれかヘルプ〜』

2人に挟まれた状態では息がしずらく危うく窒息しかけた所でもりにぃに抱きかかえられる。

ﾓﾘ「……」

『あ、ありがとう、もりにぃ』

そのまま床に下ろされポンポンと頭を撫でられた。

ハ「もー、みんなテンション上がりすぎですよ」

みんなの熱気が上がってそうな所でハルヒくんの所に避難した自分はそのまま2人で違う場所に移動した。