LUNE【high&low the worst】 (ページ16)

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#16 ページ16

有剣side

仁｢おう！始めるぞ～！｣

仁川が声をかけると
サバカンとハゲ数人が集まる

サ｢おっす！！あ、Aさん！お久しぶりっす｣

『おぉ、サバカンくん』

よっ、と手を振るA

有｢じゃあAちょっと待っててね｣

『はいはーい』

って言いながら柔道場の端に寄った

話し合いがはじまれば
さっきとは打って変わって

全員真面目にやる

さすがだよな

何とか話し合いがまとまり

幹部会が終了したのは
1時間後

1時間もAのこと待たせちゃったじゃーん

志｢ふぁぁぁ、疲れたぁ｣

有や～っと終わったぁ～、A～？終わったよ｣

って呼びAの方に向くと

『んー？おぉ、お疲れ様』

壁にもたれて座って
携帯をいじりながら

白い棒を咥えていた

一瞬で寒気がして血の気が引いた

有｢A！お前また…｣

『ん、？え？』

有｢また吸ってんの？｣

俺のいつもの違う様子に気がついたのか

周りが静かになり

こっちに注目される

『あ、違うよ』

カポッと口から出したのは

棒についた飴だった

よかった。またAを不安にさせたかと思った
俺のせいであんな顔させたくない…

有｢…っ。よかった、、｣

手を引いて立ち上がらせ抱きしめた

『ちょっと、有剣く、苦しいって｣

有剣｢ん～、ごめんね。いっぱい待たせて｣

『大丈夫だって、ね？｣

.

仁｢A、小田島、“また” ってどうゆうこと？｣

志｢お前、今まで吸ってたの？｣

『え、あぁ～』

Aの過去を知らないみんなは驚いていた

有｢違う違う、この話は終わり！なぁ今日全員で飯食って帰ろ～ぜ｣

志田｢おぉ！いいねぇ！｣

有｢お前の奢りでな？笑｣

志田｢はぁ？ふざけんな！！そこはジャン負けだろ！｣

どうにか話を変え

くらい雰囲気を断ち切った。