３５． ページ37
翔side
俺は雅紀に連れられて家に帰った。
正直、身も心もボロボロだった俺は、
ソファでいつの間にか寝てしまった。
「こ・・・いで・・・」
・・・あれ？ここは。
「だめ・・・こないで・・・」
だんだんはっきり聞こえてくる声。
その声は、
まぎれもないAの声だった。
「にぃ・・・ダメ・・・」
そして、きれいに見えてくる映像。
そこには、さっきの病室のベットに座る
Aの姿があった。
俺は、もうその部屋に入っているみたいだ。
そして、あいつの手には、
あの部屋に落ちていたナイフが握られていた。
翔「やめろ！Aが死ぬ理由なんてないじゃんか！」
そう言ってそばまで行こうとするも、
俺の足は動かなかった。
A「私が死ねば、みんなが楽になる。
和にぃも、生きられる・・・」
翔「おい！やめろ！」
そう説得するも、Aはナイフを腕に近付けた。
A「これで私もお荷物じゃなくなる。
ごめんね、翔にぃ・・・」
その瞬間、Aはナイフで腕を切りつけた。
翔「いや・・・
A・・・
いやぁぁぁぁぁ！」
そう叫んだとき、俺は家のソファにいた。
周りには誰もいなくて、
真っ暗だった。
そして、あの映像を思い出した。
‘‘俺が止められなかったんだ’’
その思いが俺の頭を回った。
そう思うと怖くて、涙が出てきた。
雅紀「翔にぃ！大丈夫！？どした？」
そこにはいつもの雅紀がいたが、
俺は怖くて目を合わせられなかった。
ラッキーアイテム
革ベルト
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美紀 - 移行おめでとです気温の変化が激しいので気を付けて更新大変だと思いますが頑張ってくださいね応援してます (2019年12月17日 17時) (
レス) id: a31ea93868 (このIDを非表示/違反報告)
み〜な(プロフ) - さやさん» ありがとうございます！続きは3rdseasonに続いてますので、ご覧ください！！ (2015年2月6日 21時) (レス) id: b2a4288b35 (このIDを非表示/違反報告)
さや - すっごく感動します。すごく続きが楽しみです！ (2015年2月6日 21時) (レス) id: 4d3752c083 (このIDを非表示/違反報告)
さや - すっごく感動します。すごく続きが楽しみです！ (2015年2月6日 21時) (レス) id: 4d3752c083 (このIDを非表示/違反報告)
o-3104(プロフ) - バリおもろいです！ 更新楽しみにしてます！ 頑張ってください( ´艸｀) (2013年3月17日 18時) (レス) id: d10dab8b98 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：み〜な | 作成日時：2012年9月24日 20時
