△116話 ページ26
「この後どうするつもりですか?」
「しばらくヤツをここに閉じ込めておき…時を待つ」
「なぜ?」
「家康がいなくなった今、銀杏高校の覇者は間違いなく信長になる。そうすれば家康は完全に見放され、帰る場所を失う」
話を黙って聞いているけど酷すぎる…仮に織田くんが銀杏の覇者になったとて
徳川くんが見捨てられるハズはないと思うのに…織田くんは誰かを見放すような真似はしないと思うけど、心配だな…
そして足音が響き、チラッと見るとペリーさんが妙な顔をしながら来ていた
「どうした?」
「信長が…」
すると息子さんが正面を向いたので、気になって後ろを向くとそこにはモニターが映っていた
『織田くん…』
「──聞こえるか、黒百合。俺は銀杏高校1年…織田信長」
「今から貴様らに…宣言する!俺たちは日下部みやび、桜木A、ならびに…徳川家康を奪還する!」
「何!?」
「──家康…待っておれ 案ずるな A、みやび…多少は急ぐ」
「……信長君」
『良かったね…!』
「ええ…!」
「おのれ……信長ァァー!!」
──織田くん…みんな!時間はいくらかけてもいい!
待ってるからね…!
終わり ログインすれば
この作者の新作が読める(完全無料)
←△115話
121人がお気に入り
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
a-ya(プロフ) - 私はこの作品が大好きです!もう更新されないのでしょうか…🥺 (10月15日 19時) (レス) @page26 id: 672b289667 (このIDを非表示/違反報告)
オタくん(プロフ) - なんか懐かしく感じます!更新待ってます!! (8月7日 14時) (レス) @page26 id: 487a14ebf8 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ