△107話 第漆部 ページ17
戦…何が目的なんだ？
「さぁ、戦え」
「何を仰ってるんですか！？そんなこと言われても…」
みやびちゃんの言葉を止めさせて、ペリーさんが指を
さしたのは徳川くんだった。もしかして…徳川くんと戦うためだけに来たのか？
「…徳川家康、お前に聞いている。俺たちの目的はお前の敗北だ」
「ちょっとお待ちください！話が見えません！」
『こっちもこっちで忙しいんです、お引き取りを願えませんか？』
「ハハハ！そうか、敗北ねぇ…お前たちはどっちなんだ？口先だけのゴミどもか、それともただのゴミどもか！？」
すると少し前に出たのは始皇帝……趙政さんか
そして、徳川くんに向かって素早い動きで詰めた
す、凄い…動きが全く読めなかった
趙政さんは何を思ったのか、突然私に向かってきた
これはヤバいと思い、目をつむる…
けど殴られた感覚がしないため目を開けると、織田くんが扇子で受け止めていた
『お、織田くん…』
「大丈夫ですか、Aちゃん！」
『うん…』
「無差別に攻撃するとは…センスを疑う」
「戦う相手が違うんじゃねぇのか？ゴミ」
徳川くんが殴りにかかるも、それをヒラリとかわされたように見えた…なんだ？始皇帝のあの笑みは…
「そこまで！」
「負けを認めなければ…」
「他の奴らも容赦しない！」
「さぁ、レッツゴー」
そしてペリーさんたちは帰っていった。次から次へと災難というかなんというか…おちおちしてられないな
「……しらけちまったなぁ」
「奴ら、なぜ貴様を狙う？」
「…フッ、さぁな。だかそんなことはどうでもいい
俺が進む表の道を邪魔するゴミは全て処分する…
ただそれだけのこと…今もそして、これからもだ」
そう言って徳川くんも去っていった。その背中を見ていると突然、頭が針で刺されたような痛みが走った
『い"っっ…！』
「Aちゃん！？」
「どうした？」
『分かんない、頭が、突然痛くなった…』
「保健室に！」
『大丈夫、もう治まったから』
「でも…！」
『…理事長室に行ってくる。黒百合の人たちのこと、聞かなきゃ』
「…それなら私も行きます」
『そっか。じゃあ一緒に行こう』
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a-ya(プロフ) - 私はこの作品が大好きです！もう更新されないのでしょうか…🥺 (10月15日 19時) (
レス) @page26 id: 672b289667 (このIDを非表示/違反報告)
オタくん(プロフ) - なんか懐かしく感じます！更新待ってます！！ (8月7日 14時) (レス) @page26 id: 487a14ebf8 (このIDを非表示/違反報告)
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