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△101話 ページ11

『徳川くんに制止されてたってのもあるけど…皆なら乗り越えられるって信じてたから

だから言わなかった。そしたら明智くんが来てくれた…驚いたよ。一人で頑張ったね、よく耐えたね。偉いよ明智くん』



「Aさん…」


「明智。信じるしか術がないのか?ならば容易い事だ。俺は貴様を信じよう」


「信長…」
「信じるだけだろう。簡単な話だ」

「私も信じます」
「みやびちゃん…」


「信じたもん勝ちですから」
「日下部さん…」


「…みんな、信じてやろうぜ!」
「あぁ!」

「そうだな!」
「お前が言うな」


「うるせぇ、人は変わんだよ」
「信じよう」


「お前らなんやねん!……はぁ、分かった。ただ明智、皆の前で二度と裏切らへんって誓え」


「…誓う。絶対に皆を裏切らない!」



「ちゃう!俺らじゃない。二度と、自分を裏切んな」
「うん…」


「じゃ、信じたるわ」
「ありがとう」

「………フンッ」
「フンッ、じゃねぇよ!なにカッコつけてんだよ!」


「カッコエエやろ!?なぁ、Aちゃん、みやびちゃんカッコ良かったなぁ?」


「Aとみやびちゃんに喋りかけてんじゃねぇよ!」


「……うつけが」



皆が和気あいあいとしてるみたいで良かった。明智くんも安心してるみたいだ




『明智くん、良かったね』
「うん」

『もう自分を裏切ったりしたら駄目だからね?』
「うん」


───────────────




「──こうして僕は全てを話しました。家康君がやろうとしていた計略を全て…そして策を練ってもらいました」

「…策だと?」

「お前の言葉通り、絶頂から奈落の底へ叩き落とす策だ」
「黒田ァ…!」



「自分の描いた策通りに事が進んでいると思わせるため、お前に絶頂への階段を上らせるため…

あえて本多と秀吉はお前にやられたんだ。そして希望通り、信長が旗印を掲げた……ように思わせた」


「…ように思わせた?」



「何を言ってるんだお前ら!」
「映像には信長の旗印がちゃんと映っていたはず!」

「あれは私が作った偽物の動画です」
「動画!?」

「はい」
『私も少しばかり手伝いました』



─────────────────



「──ちゃんとやってくださいませ!」
「徳川家康を倒す…」

『終わったら良い干し柿あげるから!』

「本当か?」
『うん、本当!頑張れ!』



─────────────────




「──偽の旗印の宣言を撮影し合成し、あたかも本当の放送のように見せました」

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a-ya(プロフ) - 私はこの作品が大好きです!もう更新されないのでしょうか…🥺 (10月15日 19時) (レス) @page26 id: 672b289667 (このIDを非表示/違反報告)
オタくん(プロフ) - なんか懐かしく感じます!更新待ってます!! (8月7日 14時) (レス) @page26 id: 487a14ebf8 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:夜宵ノ良 | 作者ホームページ:http  
作成日時:2022年10月18日 23時

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