嘘つきは誰彼構わず弄りたい【ci】2 (ページ42)

今日:10 hit、昨日:31 hit、合計:14,713 hit

92話ページ42

Ut｢おーい何か落としたでシャオロ…｣

んー？なになに？

シャオロンくんへ

突然のお手紙ごめんなさい。
どうしてもお話したいことがあるんです。

今日の放課後、
屋上のピンクのふわふわの下で待ってます。

これはもしやLOVE♡LETTERとか言うものでは〜？

Tn｢おいマジかアイツ！｣
『やったねぇw』
Zm｢どうりで今日妙に浮かれとるなと思ったら…！｣
Tn｢色気づきやがってシャオロンの奴〜！！｣
Zm｢ニクイね〜！！｣

おやおやぁ？
こういうのにうるさいウツがとても静かですがぁ？？

Ut｢………、僕の野望を知りながらあの野郎…許さんぞシャオロン…お前の女は僕がいただく！！｣
Tn,Zm｢｢えっ！？どこ行くねん大先生！？｣｣
＿＿＿＿

今日の授業が終わって現在地は放課後の屋上

Ut｢くっ放せ！！止めるなトントン！！ゾム！！A！！僕は己の野望を果たすんだ…ッ！！｣
Tn｢何が野望やねん！！｣
『仲間の女奪いたいだけやろこのクズ！！』
Ut｢は？なんや悪魔聞きの悪い！！この女に気づかせてやるだけさ、真に恋すべき男が誰なのかを…！｣
Zm｢お前じゃないことだけは確かやと思う｣

ほんまそれ、こいつとくっついたらろくな目に遭わへんで？？
浮気症やしクズやし

Ut｢モテない男のひがみほどみっともないモンはあらへんぞ！！｣
｢あれ？その手紙は…｣

あ？声が男やんけw
ワロタワロタ

Ut｢待っていたよお嬢さん！！
僕の名前はレイラー・ウツ、シャオロンのおよそ50億倍キミを幸せにする＿＿＿＿…｣
｢え？何ですか？？｣
Ut｢男ーッ！！！｣

いいぞ〜w
反応がいいぞ〜ww

Tn｢え………｣
Zm｢は？？｣
｢あれ…おかしいなァ確かにシャオロンくんのロッカーに入れたはずなのに…我々師団に相談したいことがあったんだけど人目があると言いづらいからシャオロンくんにだけこっそり聞いてもらおうと思ったのにナァ…｣

あﾞん？？
ブツブツブツブツ喋んなやハッキリ喋れや
うっぜぇな

Tn｢そ…そんな事実も知らずにシャオロンの奴…｣
Ut｢僕らに彼女持ちマウントを…！｣
『恥ずかしすぎる…ww』
Zm｢オレだったら不登校になってまうかもしれへん…！！｣
Zm｢どど、どうにかして誤魔化せへんか！？さすがにこれはシャオロンがかわいそうやろ！！｣
｢あのー…ボクの相談は…｣

チッ
だぁってろや
こっちが真剣に話しとるやろが見てわからんのか？
目ぇ節穴かよ