腐男子と快哉 ページ20
ああああああああ俺の馬鹿野郎!!!!!!こういう勇気がもっと早くあれば!!!!!!!!!!!!!!
いろいろ愉快なことを頭の中で考えていると、いつの間にか俺達は体育館前についた。
其処には大きな箱を抱えた中等部のエリスが立っていた。
「あ!A先輩とチュウヤ先輩!」
「ようエリスちゃん!……何売ってんの?」
「ペンライトよ!今回の有志団体がかなり盛り上がるグループばっかりだって聞いたから!めっちゃ売れてるの!A先輩もどう?」
「この商売上手め!!よーしその作戦に乗ってやろう!!三本くれ!!!ゾロごっこするわ!!!!中原くんも買う!?」
「買う!エリス俺にも三本くれ!!」
「ありがとう!!!」
「あ、エリスちゃん、エリザベスの物まねやって」
「メリオダスさま〜!!」
「ヴァwwwwwwwwww似過ぎクソワロリンヌwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww」
篠崎さんが財布からお金を渡してペンライトを受け取ると、追加料金のように100円差出しエリスに物まねを要求した。似過ぎワロタwwwwwww
「これ中原くんのバンドのとき振りまくっていいですか!?」
「いいよ!ありがたい!もうそれだけで篠崎さんだってすぐわかるわ!じゃぁ俺が出てるとき此れ渡すから奥州筆頭ごっこしてて!」
「どっちにしろ中井さぁぁああーーーーーん!!!!!!」
ガガガと体育館のドアを開けると其処はライブ会場の様な異様な盛り上がりになっていた。あっちこっちできり丸から買ったであろうペンライトがゆらゆらと揺れて、デカすぎる体育館は完全に東京ドームのようになっていた。去年もだったけど相変わらずすげぇな。
イベントみたいで楽しすぎワロタwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww
俺は「お願い!」と差し出された篠崎さんの買ったペンライトをバキバキと折光らせて、自分達のクラスの椅子が設置されている場所に向かって走った。
途中で「ランカちゃんだ!」とか「バニーちゃんのコスしてるー!!」という声が聞こえたのでいい宣伝になっているしめしめとか思ってた俺はカス。もっと良く見ろ俺の前を走ってるのは本物の天使だぞ。うちのクラスの天使だ。手ぇ出すんじゃねぇぞ。
172人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
「文豪ストレイドッグス」関連の作品
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
雑草と花(プロフ) - 5作目楽しみにしてます! (2020年1月30日 18時) (レス) id: 157490c8f1 (このIDを非表示/違反報告)
雪乃目(プロフ) - 確認致しました!とても可愛いイラストありがとうございます! (2019年2月28日 20時) (レス) id: 7e2d009bdf (このIDを非表示/違反報告)
琴美(プロフ) - 雪乃目さん» 届きましたか?あかねから、、、 (2019年2月27日 16時) (レス) id: 43e0fe1e2c (このIDを非表示/違反報告)
すずらん - ログイン…出来ない……メアド、ナニソレ美味しいの?← (2018年12月16日 23時) (レス) id: a3f3cd9373 (このIDを非表示/違反報告)
琴美(プロフ) - そう言えば私はTwitterをやっていなかった (2018年12月16日 8時) (レス) id: 43e0fe1e2c (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:雪乃目 | 作者ホームページ:https://alicex.jp/koiseyo/
作成日時:2018年3月22日 0時