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「おい」
試合が終わり、何事もなかったかのように片付けを始める私たち。
それを遮るように、怒りに染まった声が聞こえた。
くるりと振り向き、声の主の顔を見上げれば。
憤怒の表情でこちらを睨む、火神さんがいた。
「...なに？やだなあ、そんな顔してさあ。」
ヘラヘラと笑いながらも、そっと私を後ろにやる原先輩。
他の先輩方も、いつものように私を後ろに庇った。
あまりに慣れすぎたこれは、逆上した選手による暴力から、私を守るためのもの。
さすがに男子高校生の腕力だ、当たれば大怪我は避けられない。
「どういうことだよ、お前ら去年で懲りてねぇのか！？」
「生意気なヤローだな。こっちのが年上だよ、口のきき方に気をつけやがれ」
「火神くん、落ち着いてください。...にしても、何故ですか。あなた方がまさか、復讐のためにこんなことをするだなんて思っていませんでしたよ。」
そんな黒子さんの言葉に、原先輩と花宮先輩はたまらず笑いだす。
かくいう私も、必死に笑いを堪えているけれども。
「はははは、...はぁ。」
「何がそんなに可笑しいんですか...！？」
「はっ、可笑しいに決まってんだろバァカ。くだんねーな、俺らがそんな底レベルなもんするわけないだろ」
なぁ、璃斗？そう言って花宮先輩はこちらを振り向く。
ああ、やっとか。
私はその場にいる全員の視線を浴びながら、にっこりと笑ってみせた。
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織叶(プロフ) - じゅんこさん» 初めまして！そう言っていただけて何よりです。とても励みになります、ご読了ありがとうございました！！ (2018年8月3日 0時) (
レス) id: da72fed0d7 (このIDを非表示/違反報告)
じゅんこ(プロフ) - めっちゃおもしろいかったです！ (2018年8月2日 3時) (レス) id: 15b677e26e (このIDを非表示/違反報告)
織叶(プロフ) - コメントありがとうございます！そう言っていただけて嬉しいです！一応完結までのイメージはあるので、それまで読んでもらえたら幸いです。応援ありがとうございます！頑張ります！ (2018年2月20日 5時) (レス) id: da72fed0d7 (このIDを非表示/違反報告)
きななん:)湯豆腐。(プロフ) - コメ失礼します。面白いです！更新頑張ってください(о´∀`о) (2018年2月19日 22時) (レス) id: 603cf921d7 (このIDを非表示/違反報告)
織叶(プロフ) - 詠宮さん» コメントありがとうございます！んふふ、ニヤニヤしてもらえたらこちらこそ最高です...！これからも霧崎第一の青春をよろしくお願いします！ (2017年11月15日 22時) (レス) id: da72fed0d7 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：織叶 | 作成日時：2017年11月13日 15時
