ちょっとしたアクシデント ページ27
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肘が頭に、顔に、胸に、腹に。
足が膝に、すねに、足の甲に。
確実に的確に、それでいてバレないような高い技術で、着々と相手チームにダメージを負わせていく。
「いい子ちゃんプレイ」だとかをする時とは全く違って、楽しそうにイキイキとプレイする花宮先輩。
他の先輩たちも、思い違いでなければいつもより楽しそうだ。
「気づいた時には、ゲームオーバーなんですよ。...あはっ。」
くすくすと笑いながら、誠凛を横目で見やる。
霧崎とは対照的に、痛そうに、あるいは鬱陶しそうに顔を歪める誠凛チーム。それもまあ、黒子さん以外の話だけど。
「"キセキの世代には何もしない"なんて、先輩もよくできますよね。あの人たちをいっとう嫌っているのは、花宮先輩なのに。」
そう、黒子さんが傷ついていないのは意図的なもの。
その考えは理解しかねるけれど、きっと何かあるんだろう。
キセキの世代という名前を聞くだけで腹が立つほどの花宮先輩が、そう言ったのだから。
そんなことを考えているうちに、一度目の休憩に入ったらしい。先輩方がこちらへと歩いてきた。
「お疲れ様です、今にもつっかかって来そうですけど、どうします？」
「お前はさっき言った通りだ、他は煽れるだけ煽れ。」
「了解でーす」
ぶっちゃけ面倒だなあ、できれば来ないでくれると助かる。
そんな思いが通じたのか、試合が終わるまで、誠凛側が絡んで来ることはなかった。ラッキー！
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織叶(プロフ) - じゅんこさん» 初めまして！そう言っていただけて何よりです。とても励みになります、ご読了ありがとうございました！！ (2018年8月3日 0時) (
レス) id: da72fed0d7 (このIDを非表示/違反報告)
じゅんこ(プロフ) - めっちゃおもしろいかったです！ (2018年8月2日 3時) (レス) id: 15b677e26e (このIDを非表示/違反報告)
織叶(プロフ) - コメントありがとうございます！そう言っていただけて嬉しいです！一応完結までのイメージはあるので、それまで読んでもらえたら幸いです。応援ありがとうございます！頑張ります！ (2018年2月20日 5時) (レス) id: da72fed0d7 (このIDを非表示/違反報告)
きななん:)湯豆腐。(プロフ) - コメ失礼します。面白いです！更新頑張ってください(о´∀`о) (2018年2月19日 22時) (レス) id: 603cf921d7 (このIDを非表示/違反報告)
織叶(プロフ) - 詠宮さん» コメントありがとうございます！んふふ、ニヤニヤしてもらえたらこちらこそ最高です...！これからも霧崎第一の青春をよろしくお願いします！ (2017年11月15日 22時) (レス) id: da72fed0d7 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：織叶 | 作成日時：2017年11月13日 15時
