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答えようと花宮さんが口を開く前に、私は二人の間に滑り込んで手を広げる。
注目が集まったところで、にこりと笑ってこう言った。
「はいはーい！それについてはご本人様である私から説明させていただきましょう！題して、"サルでも分かる金糸雀講座"〜〜！！！」
「お前確実にバカにしてるだろそれ！？てかめっちゃ馴染んでるけど、会ったばっかだよな俺ら？？あれ？」
私のつけた題にツッコミを入れた山崎さん。
いやバカにしてるけど。まるで前からいたみたいに馴染んでいる私に気づいて、ひたすら自問自答して悶々と考え始めたからほうっておこう。
なんか不審者みたいだし。こわ。
「はーい、そこうるさいですよー。ではその１！花宮さんはとりま青春潰そう系男子ですが、私はとりま面白そうだし関わっとこう系女子です！だからキセキの世代はコンプリートしてますよ。私がここを受験すると聞いたときに、その場でキセキ＋マネ会議するくらいの好感度です！はい、ここまでで何か質問はありますか？？」
私が勢いで話し終える。最後の問いかけに、古橋さんが手を挙げた。
「はい先生、質問です。花宮のとりま青春以下略は分かりますが、先生のとりま面白そう以下略がよく分かりません。」
先生、だなんて呼び名で私を呼ぶ古橋さんに少し動揺した。
いやだって表情変わってないからね？？ずっとあの死ん
だ目と真顔だからね？？
だいぶノリいいなあ霧崎メンバー。とか思いながら、私は説明を再開する。
「いい質問ですね古橋さん。まあ簡単に言えば、あんな二次元要素に溢れた、今にも物語を紡ぎそうなメンバー関わるっきゃない！ってことです。分かりましたか？」
「はい、ありがとうございます。」
最後までノリのいい(ただし真顔)古橋さんになんとも言えない恐怖を感じ、内心震えながらいると、次は山崎さんの声が聞こえた。
「先生ーっ！呼び方が気にくわなかった花宮が、拒否反応で白目むいてます！！」
「.....はいその2！！！」
どうすればいいか分からなかったのでとりあえず強引に次に進める。
「スルーしたぞ！！？」とか言う声なんて聞こえない全然聞こえない！！！！
白目むいてすごいことになってた花宮さんとか、それを必死に揺さぶる山崎さんとか、二人を見て大爆笑する原さんとか見てないから！！！！
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織叶(プロフ) - じゅんこさん» 初めまして！そう言っていただけて何よりです。とても励みになります、ご読了ありがとうございました！！ (2018年8月3日 0時) (
レス) id: da72fed0d7 (このIDを非表示/違反報告)
じゅんこ(プロフ) - めっちゃおもしろいかったです！ (2018年8月2日 3時) (レス) id: 15b677e26e (このIDを非表示/違反報告)
織叶(プロフ) - コメントありがとうございます！そう言っていただけて嬉しいです！一応完結までのイメージはあるので、それまで読んでもらえたら幸いです。応援ありがとうございます！頑張ります！ (2018年2月20日 5時) (レス) id: da72fed0d7 (このIDを非表示/違反報告)
きななん:)湯豆腐。(プロフ) - コメ失礼します。面白いです！更新頑張ってください(о´∀`о) (2018年2月19日 22時) (レス) id: 603cf921d7 (このIDを非表示/違反報告)
織叶(プロフ) - 詠宮さん» コメントありがとうございます！んふふ、ニヤニヤしてもらえたらこちらこそ最高です...！これからも霧崎第一の青春をよろしくお願いします！ (2017年11月15日 22時) (レス) id: da72fed0d7 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：織叶 | 作成日時：2017年11月13日 15時
