せぶんてぃーん ページ18
電車に乗り、優先席に座った。
でも、おばあさんがとてもこちらをみている…。
「あんたぁ、若くて元気そうなのにこないなとこ座ったらだめやろぉ!ここは年寄りや優先されるべき人が座るんや!」
あ、…やっぱりか、、
『えっと、…僕はその電車に乗るときに立っていると体調を悪くしてしまうんです、だから、…ほら、このヘルプマークを付けていて…』
「はぁ?今は元気そうに話しとるがね!反論してるんやったら立ってたらどーや!?」
『…あ、…えっと……。。』
り「すいません、ほんとにこの子体が弱いんです、だからすいません、座らせてください。」
「なんだね、あんたも真っ赤な髪しよって!きょうだいそろって頭おかしいんか!」
り「…っ、」
おばあさんは電車内に響き渡るような声で言う。
?「ねぇ、おばあさん、」
「はぁ?」
?「僕のここの席譲りますから、お静かに出来ませんか?僕の知り合いなんです。こんなに素敵な顔が…だめですよ?笑顔でいて下さい笑」
「…っ、わかったわぃ、」
『…!、ころちゃん、…ありがとう、、』
り「ありがとう…。」
こ「うん、よく頑張ったね、りひと。莉犬くん。」
り「『うんっ、…。』」
こ「にしてもあのおばあさん大変だったね、」
り「うん、…髪色だって…あんなこと言わなくてもいいのに…」
『大丈夫。莉央にぃは最高のお兄ちゃんだから。』
り「Aだってあんなに言われてたじゃん、愚痴ぐらいこぼしてもいいんだよ?」
『うーん、…おばあさんのお歳ならヘルプマークを知らなくても仕方ないし、なにか言ったところで変わるわけじゃないでしょ?とにかく、ころちゃん。ありがとうね?』
こ・り(いい子だぁぁ泣)
こ「おん!2人は買い物だっけ。洋服?」
り「そう!Aの服を買うんだ!ライブ用に!」
『うん!良かったらころちゃんも一緒に選んでよ!』
こ「おー!いいよぉ!」
こ「あ、これは〜?」
り「こんなのどう?」
こ「あ、これよくない??」
り「これかっこいい!似合いそう!」
『ぅぅぅんとぉぉ、…じゃあ、これ!!』
ータピオカ飲み中ー
り「ねぇ、ほんとにあれで良かったの?」
こ「莉犬くんの衣装に似てたじゃん」
『え、だって、その方が莉央にぃとお揃いっぽいし、きょうだい感が出ててさ!』
こ(これは…)
り(ほんとにいい子や!!!!!!)
り「A…ありがとう!!!」
『えへへ、うんっ!』
ーーーーーーーーーーーおわり
175人がお気に入り
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
SUGAR(プロフ) - 体調に気をつけて更新頑張ってください!応援してます!! (2020年2月18日 21時) (レス) id: 731e28b242 (このIDを非表示/違反報告)
まりな - とっても気に入りました!更新頑張って下さい! (2019年12月12日 14時) (レス) id: 6a92787452 (このIDを非表示/違反報告)
恋兎(プロフ) - ファーマーさん» コメントありがとうございます!(´;ω;`) うれしいです頑張ります! (2019年12月6日 23時) (レス) id: d665a17227 (このIDを非表示/違反報告)
ファーマー - こんにちは!ファーマーです。 いつも読んでいます! 応援しています!頑張ってください! (2019年11月30日 16時) (レス) id: d645669736 (このIDを非表示/違反報告)
恋兎(プロフ) - ゆずさん» コメントありがとうございます!、人物紹介にも記載した通り、無性です。本当の性別を知っているのは恐らくこの物語の莉犬くんだけでしょう。『りひとくん』と呼ばれているのはりひとの声も容姿も中性的であるからだというように考えて頂けたら嬉しいと思います! (2019年11月25日 23時) (レス) id: d665a17227 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:恋兎 | 作成日時:2019年11月17日 21時