煉獄家トキャラメル ページ10
さて他に誰に上あげようか…と歩いていると、煉獄家の御屋敷の近くに来ていた。…なんですぐ思いつかなかったんだろう。私は駆け足で煉獄家の屋敷を跨いだ。我が家のようなものだもん!!
「杏寿郎さん!千寿朗君!蜜璃ちゃん!いますか!?」
「…あら!Aちゃん!」
「お久しぶりですAさん!」
煉獄家にお世話になってるのに久しぶりなの?と思った皆さん…実は最近蝶屋敷で寝泊まりしてるんだよね。修行の時は煉獄家来るんだけどさ?でもさ?
…杏寿郎さんにあんなこと言われたのに一つ屋根の下なんて心臓もたないでしょ…?
「久しぶり千寿郎君!杏寿郎さんは?」
「今日はお仕事です。帰りは明日になるみたいですよ!」
「いないか…残念。実はキャラメル持ってきたんだけど、食べない?」
キャラメルというと、二人の目が輝いた。おおぅ超可愛い…
懐から二つキャラメルを取り出し、二人の手に置いた。
「それと…千寿郎君、これ杏寿郎さんに渡してくれないかな」
千寿朗君には二つのキャラメルを渡す。元気に頷いたのを見て、私も笑みを浮かべる。ちなみに蜜璃ちゃんはもう食べて甘さに顔を輝かせている。いやもう本当に可愛いな…
二人が嬉しそうにキャラメルを食べる姿を眺めて癒される。はぁ〜可愛い…超可愛い…
「…さて、じゃぁ私そろそろ行くね!」
「えっ、もうですか?」
残念そうに眉尻を下げる千寿朗君。すっごく可愛いけど!可愛いけどね!!
「他の人にも配りたいからさ、探しに行ってくる」
「Aちゃんはお友達がたくさんいるのね!」
「うん!」
大事なお友達がたくさんいるよ!
二人にバイバイしてさねみん屋敷へと向かう。今日いるかな〜…
「…あ!いたいたさねみん!」
「その呼び方ァ!いい加減やめろォ!!」
とか言いながら返事してくれるさねみん好きよ。私はさねみんの叫びを無視して駆け寄り、てをぎゅっと掴んだ。そしてキャラメルを握らせる。
「はいキャラメル!よかったら食べて!」
「あ"ぁ…?…ありがとな」
…やっぱり普通に甘いもの好きなのね可愛い。私は背伸びしてさねみんの頭を軽く撫でてから怒られる前に走って逃げた。後ろから怒鳴り声聞えるけど無視じゃ。
あの後逃げてる最中に伊黒さんに会ったから伊黒さんにもキャラメルあげた。探す手間が省けたぜっ!
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エリカ - はぅー!!!!!!!時間的に間に合わないけど、杏寿郎さんといちゃラブしてほちぃ!!!!!!!!!!!!!! (2020年4月23日 17時) (レス) id: f0480ad40d (このIDを非表示/違反報告)
りん - うーん…結婚できるの姫島さんかむいむいかな〜? (2020年4月22日 22時) (レス) id: 4a20aa403e (このIDを非表示/違反報告)
愛心 - 富岡さんの富はこの冨ですよ (2020年4月18日 15時) (レス) id: b59d3295d5 (このIDを非表示/違反報告)
紅葉(プロフ) - 「弦弥」じゃなくて「玄弥」ですね(番外編の求婚会議) (2020年1月4日 22時) (レス) id: 7ac5223945 (このIDを非表示/違反報告)
ネームネーム - 1の方でもそうだったんですが、冨岡さんが富岡さんになってます。(上のちょんっていうやつがあるかないか) (2019年12月20日 16時) (レス) id: a0201b5f31 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:杏 | 作成日時:2019年7月15日 1時