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「いつものですか?」
「あァ」
『いつもの』
それは女の子特有のもの。
私はそれがくる前に必ず熱を出す。
昼間は平気だったのに…
と何時間か前の自分を責める。
「不死川さん、そのままAを病室まで運んでくれませんか?」
「わかってらァ」
「実弥様…す…すみません…」
「ったく、病人は大人しく寝てろ。
これから任務があるんだ。Aの事頼む」
「えぇ、任せてください」
私はその言葉に安心して、
自然と瞼を閉じて眠った。
それから何時間寝ただろうか。
目を覚ました時にはもう太陽が昇っていた。
自分の額に手を当てる。
微熱くらいかな?
傍に置いてあった水を飲む。
ふぅ…
情けない…
実弥様にもしのぶさんにも迷惑をかけて…
そう考えると涙が込み上げてくる。
弱い自分は嫌いだ。
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ぴぴぴっぴ(プロフ) - ☆さん» コメントありがとうございます!炭治郎落ちです!笑 実は善逸落ちも考えていました笑 (2020年5月6日 22時) (レス) id: 4901628f15 (このIDを非表示/違反報告)
☆ - 炭治郎と恋仲なのに善逸落ちってギャップ?が凄い、、! (2020年5月4日 3時) (レス) id: bb041e09dd (このIDを非表示/違反報告)
ぴぴぴっぴ(プロフ) - あごしわさん» コメントありがとうございます!語彙力無いので十分伝わります(?)笑 (2019年12月24日 21時) (レス) id: dbc2e96e26 (このIDを非表示/違反報告)
あごしわ - 凄くすごい。(語彙力の崩壊) (2019年12月24日 21時) (レス) id: d41c4bfd58 (このIDを非表示/違反報告)
ぴぴぴっぴ(プロフ) - あんこ餅さん» コメントありがとうございます!いつも見て下さっているとは…泣嬉しい限りです!ありがとうございます! (2019年11月25日 21時) (レス) id: dbc2e96e26 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ぴぴぴっぴ x他1人 | 作成日時:2019年11月13日 0時