【鬼滅の刃】覚えてなかったらしい

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やばい、めちゃくちゃ緊張してきた。





Aの控え室から帰ってきた炭治郎に、






「A、凄い綺麗だったぞ」






と、言われた。






そんな事は知ってるんだよ！！






なんで新郎より先に見てんの！？






挨拶に行かないとだから仕方ないけどさ！！






そんな怒りも今日は抑えておく。






今日から俺達は夫婦になる。






その事で頭がいっぱいで、顔の緩みが抑えられない。








「紋逸、気持ち悪っ」


「はぁ！？好きな子と家族になれるんだぞ！？今日からAは、我妻Aになるんだぞ！？

こんなに嬉しい事は無い！！！はぁ、早くAのウエディングドレス姿見たいなー」


「伊之助、今日ばかりは目を瞑ってあげよう」


「子分に言われちゃ仕方ねぇな！」









実は俺はAのウエディングドレス姿を見ていない。







「当日までのお楽しみ」







と、可愛く言われてしまったら、そりゃあ待つしかない。





いろんなドレス姿のAを想像した。






それだけで米3杯食えるくらい。






だから今日が楽しみで寝れなかった。









「そろそろ俺達は行くな。善逸、おめでとう」


「おめでと」


「ありがとう。炭治郎、伊之助」

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