検索窓
今日:2 hit、昨日:2 hit、合計:29,449 hit

23 ページ23






飲み物を取りに部屋を出たのに、部屋がうるさい。





戻ってみると猫のダンテと喧嘩していた。






猫と喧嘩って………






猫相手に散々恥ずかしい事を言って、挙句の果てには引っ掻かれていた。






今はその手当をしてる。









「普段怒らない子なのに…ごめんね善逸。痛かったでしょ?」


「こうしてAと触れ合えるから大丈夫!!」


「それならいいけど…」








手当を終えるとダンテが膝の上に乗ってきた。








「猫ぉぉぉお!!今すぐそこをどけ!!そこは俺の特等席だ!!!」


「ちょ、善逸!またそんな事言ったら……」


「痛っぁぁぁああ!!!」








案の定、また引っ掻かれた。






私はダンテに向かって、






「善逸を傷つけたらダメ。善逸にごめんなさいは?」






そう言うとダンテは善逸を引っ掻いた場所に手を置いた。







「そうだぞ、そこお前が引っ掻いた場所だ。痛かったんだからな。

さぁ俺に謝るんだ」








そしてその上に寝た。









「ねぇ、A。俺なめられてる?俺完全になめられてるよね?これ」


「ご、ごめん…」








私はダンテを抱き上げ、部屋の外に出した。





後でチュールあげるから許して。









「ドアから威嚇してるの伝わってくるんだけど…」


「いつもはこんな子じゃないのに…」


「やっぱあいつ元人間だよ」


「そ、そうなのかなぁ?」


「絶対そうだ!!!」









ダンテ、人間だったのかなぁ。





と、呑気な考え事をしていた。

24→←22



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 10.0/10 (27 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
39人がお気に入り
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

ぴぴぴっぴ(プロフ) - うぇいさん» コメントありがとうございます!感動してもらえて良かったです!! (2020年2月25日 11時) (レス) id: dbc2e96e26 (このIDを非表示/違反報告)
うぇい - 泣きました。もう一度言います、泣きました。 (2020年2月24日 23時) (レス) id: 61fb8516c5 (このIDを非表示/違反報告)
ぴぴぴっぴ(プロフ) - Uy??さん» コメントありがとうございます!奪い合いのは、この話を思いついてから決めていました笑今思うと、炭治郎には少し辛い思いをさせてしまったなと思います笑喜んでいただけてよかったです! (2019年12月11日 22時) (レス) id: dbc2e96e26 (このIDを非表示/違反報告)
Uy??(プロフ) - 最高でした、、炭治郎と善逸に好かれて奪い合いになった末に善逸と結ばれるっていうストーリーの展開の仕方めっちゃ好きです、、、尊い小説をありがとうございます!、!! (2019年12月9日 1時) (レス) id: 0cfab6974b (このIDを非表示/違反報告)
ぴぴぴっぴ(プロフ) - ヒナさん» コメントありがとうございます!け、結婚ですか!?笑見間違いかと思って3度見くらいしました笑まずはお友達から始めたいです!笑 (2019年12月5日 22時) (レス) id: dbc2e96e26 (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:ぴぴぴっぴ x他1人 | 作成日時:2019年11月11日 17時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。