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また悲しい音。
何がそんなに悲しいんだろう。
それに嘘をついてる音。
いったい彼女は何を隠しているのだろう。
彼女の全てを知りたい。
そう思い俺はAに、
「あそこで何があったの?」
と、聞いた。
「気づいたらあそこにいたの。そしてピアノを弾いて寝てを繰り返していた。ただそれだけよ」
本当にそれだけしか言ってくれなかった。
嘘だ。
まだ何かを隠してる。
俺達には本当の事を話してくれないのだろうか。
まだ信用されていないのだろうか。
炭治郎を見ると、同じような音をさせて首を傾げていた。
よかった、俺だけじゃなかった…
俺はこれからAの事を知ろうと決意した。
例え鬼であろうと。
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作者名:ぴぴぴっぴ x他1人 | 作成日時:2019年11月8日 0時