イワトビペンギンは愛を育む

ほんとに彼女ですか？ ページ14

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Sh20｢んで、バレたん？｣




Bs67｢バレた笑｣




Bs6｢水臭いぞ〜。言ってよマジで〜｣




Bs67｢近くに住んでへんし、会うことないやん？
まあそのうちでいいかなーって｣




Sh20｢多分知ってるやつの方が少ないやろ。
スミの知り合いなんて東洋しかおらんし｣




Bs67｢そう。あんまり会いたがらんからなぁ｣




Bs6｢紹介してって言っても厳しい感じ？｣




Bs67｢A次第やな｣




Bs6｢Aちゃんっていうんだ………｣






もう名前も隠す意味もないし、外部の人にバレなければもう何でもいいや。

そのうち紹介しようかと思ってるけど、Aがあんまり選手に会いたがらんってのもあって難しそう。


東洋のしかも自分の在籍期間と被ってる人やないと拒否られる。小田さんも無理って言われたし。



プロ野球ファンやから会うのが烏滸がましいんやって。
変なルートで知り合うわけでもないし、別に誰も気にせんのにな。真面目やなって思う。


俺はそういうところが好きなんやけどな。






Bs67｢そういえば今日来てるで｣




Bs6｢どこ！｣




Bs67｢あー、そこまでは聞いてない｣




Sh20｢今日和田さんじゃないのにめっずらし！｣




Bs6｢じゃあ応援団さんいるとこ？｣




Bs67｢アイツあそこ絶対行かんから違うと思う。多分その辺おるんちゃうかな？｣




Bs6｢それなら圭太のユニフォーム来てるから見つけやすいかも！｣




Bs67｢いや。福岡では絶対ソフトバンクのユニフォーム着るって決めてるからないな｣




Bs6｢……………ほんとに彼女？｣




Sh20｢彼女歴より鷹ガール歴の方が長いからって力説しとったなそういえば笑｣




Bs6｢さすがにグッズは持ってるよね？持ってるって言って？｣




Bs67｢それは持ってる笑 ちゃんと俺のサインも入ってる笑｣




Sh20｢でもユニフォーム着らんのやろ？｣




Bs67｢福岡でしか観戦せんからしゃーない笑｣




Bs6｢……………もう一回聞くけどほんとに彼女？｣




Bs67｢彼女やで！好きなことに全力なの可愛いやろ？｣




Bs6｢えっ｣






びっくりした表情を見せる宗ちゃん。
クリっとした目をさらに見開いてポカンとしてる。
こんな表情するんや。

また新しい宗ちゃんの顔見れて嬉しい〜。






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