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仕事が終わり、暗闇道を歩いていると何処からか声がした。
sya｢なあ、なんで返信してくれへんの｣
声の主はシャオロン。どうやら私の働いている会社の前で待ち伏せしていたらしい。
普通に迷惑だなあ、と思ってしまったが彼が家まで送ると言ってくれたのでその思いは心の底に秘めておこう。
家までは他愛も無いことを話しながら帰った。
最近残業が多すぎる、だとか。ゾムの食害がヒートアップしてる、とか。
偶に巫山戯た会話も混じらして足を動かす。
思った通り、会話が弾んだせいか直ぐに自分のアパートの前だ。
シャオロンも深夜に来てくれた為このまま礼もなしに帰らすのは癪だった為、
今日はうちに泊まらせてあげようと思った。
sya｢風呂はAが先に行ってええよ。｣
案外気が利くシャオロンのことを私はなんだかんだ言って憎めない。
いつもは煽り系ポメラニアン男子なのに、
そこを改善していつも素直でいたらきっと彼もモテるだろう。
なんて伝えたら余計なお世話だと怒られてしまう為有難うだけ伝えお風呂場に向かった。
『あがったでー、さっぱりさっぱり』
sya｢え、俺風呂ほんまに借りていいの？｣
笑い混じりでシャオロンは私にそう伝えた。
別にいいよ、と言うと彼は嬉しそうに笑いルンルン気分で風呂場にスキップで駆けて行った。
2人ともお風呂からあがり、眠くない為テレビでも見ようという話になった。
幸いにも明日から休日、あの残業という名の苦行から開放される。
だから今日くらいは夜更かししていいよね、
と、久々に自分に甘く接する。
sya｢せっかくやし、映画でも見やへん？｣
お、いいね。と答えるとシャオロンは何処からかDVDを取りだした。
……が、
『ちょっと待って、ホラーとは聞いてないんだけど』
sya｢酒もあるから、飲みながら見たら怖ないって｣
いや、見る分には別にいいのだが。
お酒を飲みながらホラー映画を見るというカオス空間を想像すると気が引ける。
私もシャオロンもお酒が弱い方だからすぐに寝てしまうだろう。
……だが、この時の私は謎の深夜テンションだった為に
sya｢え？なにA怖いん？あーそうやんな〜？w｣
私に指をさし嘲嗤うシャオロンに何故かムカついてしまい
私は無意識にこんな言葉を放った。
『……しゃーねぇなあ、やってやるよ！お酒ちょうだい！』
私はシャオロンの手に持つほろ酔いを受け取ってしまった。
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サクラドール・フューラースカーレット(プロフ) - 酸水さん» いえいえ！勘違いは誰にでもありますから (2022年4月4日 10時) (
レス) id: 7ef224a374 (このIDを非表示/違反報告)
酸水(プロフ) - サクラドール・フューラースカーレットさん» えぇっ！？ ほ、ほんとだ……！！！ 全く意識してませんでした…、凄い奇跡ですね✨ 作者でも気付かなかった事を気付けるなんて凄いです……！！！ 勘違いしてしまってお恥ずかしい…😳🍀 (2022年4月4日 10時) (レス) @page29 id: bcfadbcbc5 (このIDを非表示/違反報告)
サクラドール・フューラースカーレット(プロフ) - 酸水さん» 「あれ…？柏木翔…え、『今世の私の配属は』の柏木ちゃん！？」とこっちで勝手にびっくりしただけです…… (2022年4月4日 10時) (レス) id: 7ef224a374 (このIDを非表示/違反報告)
サクラドール・フューラースカーレット(プロフ) - なんというかですね、第２章『�機＾�魔の呟き』で紫藤ちゃんとrbrが見てたアニメに出て来た本当のヒロインの名前が『今世の私の配属は』の柏木ちゃんと同じ名字だったんですよね (2022年4月4日 10時) (レス) id: 7ef224a374 (このIDを非表示/違反報告)
酸水(プロフ) - サクラドール・フューラースカーレットさん» っあ、分かりました！ ブラック企業に務めてるから柏木ちゃんっぽいってことですか！ 確かにそう見えますね……！！！ (2022年4月4日 9時) (レス) @page2 id: bcfadbcbc5 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：酸水
| 作者ホームページ：
作成日時：2021年8月1日 22時
