出会えた奇跡に【おそ松さん】 (ページ16)

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も「じっこしょーかい！じっこしょーかい！」ページ16

つばきside

私もゆり姉さんも自己紹介が終わって、数人も終えたらすぐにカラ松君の番になった

カ「△△中出身、松野カラ松です、中学では演劇部に入っていました」

男3「おお、堂々としてるな」

男4「くそ～、こいつもイケメンかよ！」

女3「すごいかっこいい！」

女4「彼女とかいないかな？」

カ「みんな、よろしくな((ﾆｺ!」

ク「「よろしく！！」」

へー、意外とまともに話せるじゃん、ちょっと見直しちゃった

『ねぇ、ゆり姉さん、カラ松君まあまあかっこよくなったねw』

ト「カラ松兄さんは中学の頃から、“黙っていれば彼女の2人や3人できる”って言われてたんだよ、実質誰にでも優しいし」

『へー、そうなんだ』

ちょっと意外

………っていうかなんでゆり姉さん喋んないんだろ？

今私、椅子を少し後ろに下げただけで姉さんの顔見てないからわかんないんだよね～

『って姉さん聞いてる？』

っと言って後ろを振り返ってみた

そして漸くわかった、姉さんがカラ松に見惚れてしまっていることに

『え、ちょっ姉さん？何見惚れちゃってるの⁈』

ト「え、ゆりちゃん？」

カ「どうしたんだ、ゆり？顔が赤いぞ、熱でもあるのか？」

ゆ「え？あいや、なんでもない、気にするな、それより次はトド松だろ！早く行ったらどうだ？」

ト「あぁ、うん、じゃあ行ってきます♪」

そう言ってトド松くんは教卓の方に向かって行った

え、ていうかどゆこと？

ゆり姉さんカラ松君のこと好きになっちゃったの？

結局私は理解が追いつかず、トド松君から後の人の自己紹介が頭に入らなかったのでした