主人公の進路相談終わり ページ30
なでなで
要「！？」
要ではなく、先生がAの頭を撫でました！
「！...ぅっ...。」(前世ではもう大人だったから...、こういう子供扱いは、ちょっと恥ずかしい...！)カァァァ
要(...。)イラッ
パシッ
要が先生の手を掴みました！
先生「！」
要「女性に気安く触るのは、感心しませんね。」
先生「！あぁ、そうだったね。ごめんね？」
パッ
先生がAの頭から手を離しました！
「い、いえ！大丈夫です！」
要「...にしても、そんなに頭良いの？」
先生「！そうなんですよ！今までのテストは平均ぐらいの点数だったのですが、この前のテストでは全教科満点だったんですよ！」
要「！？」
「...。」(点数の事は、そんなに言ってほしくないんですけど...。)
要「...なんで急に点数が上がったの？」
「...、今までは目立ちたくなくて...。
先生、要「！？」
先生「...つまり、今までも満点取れてたのに、取らなかった、っていうことで良いかな？」
「！...満点とは限りませんが、もっと点数は取れてました...。すみません...。...ですが！これからは自分の出来ることはしっかりすると決めました！それに、今までの成績も大学に見られるので、「目立つ」「目立たない」に固執しててはいけないと思ったからです！」
先生、要「！」
先生「...やっぱりしっかりしてますね。」
要「...はい。」
「！で、ですが...！」
先生「今までのことは良いのですよ。成績より、その人の良さ、が1番だから、ね？」
「！！」
要「俺達は、ちゃんと妹ちゃんの良さを知ってる、って事だよ。...頑張るのは良いことだけど、無理は禁物だよ？」
「！！はい！」
〜三者面談終わり〜
ガラッ
絵麻、侑介「！」
「！？」
絵麻「A！どうだった？」
要「無事に終わったよ。」
「う、うん！」
絵麻、侑介「！良かっね/な！」
(！絵麻姉と侑介さんのハモり！...、あ！それより！)
「ね、ねぇ、まだ帰ってなかったの...？」
絵麻「Aも待っててくれたんだから、私達も待つことは当たり前だよ！」
「！で、でも、私の方が後だし...。」
要「妹ちゃんと帰りたかったんだよ。」
「！」
絵麻「そういう事。」
侑介「...じゃ、帰ろうぜ？」
「はい！」
要「...ついでだし、俺の車で送るよ。」
絵麻「え！？良いんですか！？」
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作者名：さくら | 作者ホームページ：http://66e2e4d9d51
作成日時：2018年5月30日 14時
