心の記憶の中に２【カラ松】

５６　家族愛が深まる☆ ページ8

俺らは泣きやむまで玄関に立ち尽くしていて、Aはずっと見守ってくれた






「…ふぅ、結構泣きやんだな(笑)
Aもカラ松のこと思い出してくれてありがとう！」







『いやいや！私はおそ松の手紙読んだだけだしね(笑)』









「えっ？」





「え？」







「おそ松そんなことやってたのか！？」







「えっ？そりゃあそうだよ〜
俺兄ちゃんだから弟達に心配かけないよう手紙やらなんやらでけっこう頑張ったんだぞ？」







「でも、おそ松一番最初にクソ松のこと忘れてたよね」









一松が冷静に答える、うん、そうだな(笑)








「まあそれはしょーがなくね！？」








「いやおそ松、しょうがないで済まされることじゃ無いと思うけど…！？」








また松野家に笑いが起こる









「この家庭、また家族愛深まったんじゃないか？」








「そうだな〜家族愛か…
あっ！！！！！」








おそ松がいきなり何か思いついたように喋り出した








「よし！チョロ松一松十四松トド松！
お前らはちょっと居間に行って梨食ってこい！
母さんと父さんも行くぞ！」








「え？でも」



「いいから行くのよっ！」









母さんもおそ松と同じようにみんなをせかす








みんなしてどうしたんだ？









「やったーーー！！！！！梨ー！！！！」





十四松を先頭にぞろぞろと中へ入っていった









残されたのは俺とおそ松とAだけ








「んじゃ、俺も梨食ってくるわ！」






『えぇーいいなぁー私も食べていい！？』







「いいぞ！！でも、カラ松がAと２人で話したいって言ってたから、その後に来いよ！」







『あ、カラ松そうなの？わかった！』






「…えっ？話すること無いんだけど！？
おそまぁつ！？！？」









すると、おそ松は俺に囁いてきた







「さっさとリア充なりやがれバカヤロー」









・








えぇぇぇぇ！！！！？？？

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