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そんな頃、私から聞こえない位置からでは...___






雨沢「(凄い...もう、あんなに皆と慣れて...)」


石切丸「あの子は凄いだろう?あの子の神気はとても凛として強い」

雨沢「私からは見えませんが...そんな気がします。ここはもうあの子に任せても大丈夫そうですね」



石切丸「なにかあれば私達が命を懸けて守るからね。さて、君はそろそろじゃないかな?」








そんな聞こえない話を二人でしているのを見かけ

靖博に声をかけた、靖博はそろそろ時間だと言っていたので
私は皆にちょっと見送りしてくると言って玄関の方へと向かった




加州「あの人ってもしかして堀川達の...?」

和泉守「あぁ...」

大和守「いいなぁ、本当は最後まで愛していたって訳だね」



と加州と大和守が意味深な顔をしていたなんて知らずに...___









玄関門の側にある藤が温かな風に乗って揺れる

桜があってはこっちには藤か...この本丸は華やかだねぇ...
そう思いながら服のポケットに手を突っ込む、そして髪を風に靡かせる







雨沢「......修行と言っても帰る所がないって悲しいですね...」


「...なにそれ?振り?いいよ、またここに帰って来なよ」





フッと笑いながら私はそう言う、靖博は嬉しそうにありがとうと礼を言う

そもそもここは貴方の本丸でもあるからねっと空を見上げながらそう伝えると。靖博は今は貴方のですよっと返される。

なら、最初の審神者のもんだよ。私はただ引き継いだだけだよ








雨沢「...貴方は皆と絆を深めればここを去るのですか?」

「...どうだろうね、それはまた君が帰って来た時に確認してみて」





となんでも秘密にしてしまう私の癖

それも君が頑張って努力して立派になって帰って来るように仕向ける為
でも走らないで、歩いて帰って来てね。待ってるからさ...







そっと門に手をかけて押す靖博、「では行ってきます」と言って藤の花を風で散らしながら

花と一緒に消えて行った









「行ってらっしゃい、この本丸の安全は私が必ず守り通すよ」









結果を知り、決意を示し。あの紫の花と共に消えた君は

次はどんな花の時に現れるのか...


楽しみだ..._______

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人狼/jin(プロフ) - 零熟さん» う、うん・・・・ (2018年7月3日 21時) (レス) id: 8e6b2e595d (このIDを非表示/違反報告)
零熟 - 赤丸さん» あっ……あっ…うん…そだね(ガクブル) (2018年6月24日 18時) (レス) id: 9712794c7e (このIDを非表示/違反報告)
赤丸(プロフ) - 零熟さん» い、いや。数ヶ月ぶり過ぎて.... (2018年6月24日 10時) (レス) id: 5d5af13652 (このIDを非表示/違反報告)
零熟 - 赤丸さん» なんでびっくりしてるのww (2018年6月23日 23時) (レス) id: 9712794c7e (このIDを非表示/違反報告)
赤丸(プロフ) - 零熟さん» ?! (2018年6月23日 22時) (レス) id: 5d5af13652 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:赤丸 | 作成日時:2018年3月8日 0時

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