＜アイズ＞~守るために~5 (ページ50)

今日:10 hit、昨日:14 hit、合計:15,284 hit

くるくるページ50

貴ん…あ、れ？』

起きるとベッドの上だった。この枕…私部屋だ

貴充、わざわざ運んできてくれたのかな』

申し訳ないことしちゃったかな、、そんな事を考えているとドアがノックされた

ヒ俺だ。入るぞ』

ヒロトはズカズカと部屋に入り、椅子に腰掛け欠伸をしている

貴何しに来たの？私寝起きだから早く出て行ってほしいんだけど』

髪整えたいし。そんな彼女にヒロトはムスッとした顔で近づいてきて勘違い発言をした

ヒお前。野坂悠馬と付き合ってんのか』

へあ？何言ってんだ

貴付き合ってない。そういうのまだ分かんない』

ヒほんとか？信じていいんだよな？』

貴なんかヒロト変だよ？まぁいいや、ヒロトクシ取って』

ヒロトは鏡の前のクシをとり彼女に投げる。それをキャッチし髪を結ぼうとしたが

貴 …ヒロトがいたらなんか結べなくなった』

ヒ人のせいにするなよ。昨日まで結べてたじゃねぇか』

いや、なんかまとまらないんだけどガチで。えぇ…寝癖やばいから流石に結ばないと

黙っている彼女を見てヒロトは溜息をつきポスッと髪の後ろへ移動した。そんなヒロトにびっくりして硬直したA

ヒクシ貸せ、あとゴムも。結んでやっから』

貴え!?あ、ありがとう？？』

ヒロトは口にゴムをくわえ髪をクシでとく。ヒロトが優しく髪をといたため全然痛みはなかった

ヒ …よし、出来たぞ』

貴私よりも結ぶの上手い、だと』

鏡を見るとポニーテールが高い位置でされており綺麗にまとまっていた…ヒロト、凄いな

ヒお前が結ぶの下手くそだからな』

へっ、とヒロトは笑う。うじぇ←

貴もう！ヒロトのばーか。でも、まぁありがと』

嬉しそうに毛先をくるくるする彼女をヒロトはじーっと見つめてしまった

貴 …ヒロト見すぎ』

えいっ、と布団を被せる

ヒじ、女子の布団をかけるんじゃねぇ！！馬鹿！』

貴大丈夫だよ。私の布団いい匂いするし』←

ヒそういう事じゃねぇ!!///』