＜アイズ＞~守るために~5 (ページ1)

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ペク・シウページ1

ペ ………』

貴 ………』

2人は無言でコーヒーを飲みながら見つめ合っている

ど、どうしてこうなった!?なーんでまたカフェにいるの私。てかペク全然話さないし!!怖いよ！せめて何か話して、、、

カタカタと震えながらコーヒーを飲む

＜お前、もしかして凛竜Aじゃないか？＞

あの時違いますって言えばよかったぁぁあ！

彼女がピシッと凍ったのをみてペクは強引に近くのカフェに連れ込んだのだ

ペ …おい』

貴はいｯどうしたのｯ』

突然話しかけられ彼女は驚き変な声を出し喋ってしまった。ペクはジト目でそんな彼女を見る

貴ペ、ペクくん？』

ペ俺の名前を知ってるなら話は早い』

コトンっとコーヒーを置きペクは喋り出す

ペイナズマジャパンの情報をよこせ』

貴え、ちょっと何言ってるか分かんない』

こいついきなりド直球すぎるだろ。なんで敵に情報上げないといけないんだよ！

ペコーヒー奢ったんだからお礼しろよな』

ため息をつくペク

先払いしたのかよｯてかお礼が情報とか割にあわなすぎるでしょ!?

貴いやおかしい！情報わたすとか割に合わなさすぎるｯてかほぼ無理矢理ここに私連れてこられたし!!』

貴だいたいなんであんたここにいるんだよ！試合２日後だろ練習しろバンダナ野郎!!』

ペクは頭に怒りマークをつけた

ペなんだと!?ならお前だってそうだろｯこの町に来る暇あんならさっさと練習して負けろ！』

貴お前が負けろ！バンダナ野郎!!』

わちゃわちゃ言っていると周りから視線を感じ2人は同時に黙り込みコーヒーを口にする

ペ …はぁ、お前から情報を聞き出そうと思ったがこれじゃ意味無いな』

ペクは頭に手を当てる。いや情報よこせとか言われてあげるやついんの？

ペ …俺はお前らイナズマジャパンをぶっ潰す。』

嘲笑うように宣戦布告をしてきたペク

おうおうおう？挑発してくるねェ!!ならこっちだって…

貴はっ、それは無理かもよ。あんた達が思ってるより私達のサッカーは凄いよ？』

ツンっと軽くペクの鼻を押し妖艶な笑みを浮かべる。ペクはその仕草に魅力を感じ、少し顔を赤らめる

ペと、ともかく俺はもう行くからな!!//』

ガタッと席をたち去ろうとするペクの腕をAはつかむ

貴 …ペクくん。私にお礼させて欲しいな』

ニコッと笑う彼女は何かを企んでいた