二発目 ページ4
「お疲れ様ー！！Aご飯いこ！！」
東大王収録中には全くなかった、無邪気さが伊沢さんから滲み出てる。鬱陶しいくらい。
「帰りたいんですけど」
笑顔でいれば、人生なんでも上手くいく的な発言をしたけどこの人はまた別。
「ふふっ、また今度誘ってくださいね」
なんて、笑ってみると。
「ｳﾞｯ、いま撃ち抜かれた､､､」
なんて胸元を抑えながら膝をついて倒れ込むのだ。頼むからここスタジオ前なんだよね､､､勘弁してくれ。
テレビの前ではめっちゃくちゃカッコの良い、元王様だが、今では小型犬に成り下がってしまっている。
「伊沢さん、Aこまって､､､こまっ､､､んふふっ」
「あっ、今水上笑ったでしょ」
「んふふっ、いやっ、だってめっちゃ小動物みたいな目してる､､､ｸﾌﾌｯじゃん､､､ﾝﾌﾌﾌ」
どうやら水上のツボにハマったようで、さっきからまともに息が吸えてなく、鶴ちゃんに深呼吸させられている､､､それでも王子かよ､､､
「ごめんね光ちゃん、なんかもう、みんなやばくて」
ほんとに東大王のメンバーの中で真面目な子は、光ちゃんとジャスコと、きのちゃんだけなんだよね。ほら天才って頭おかしい人ばっかりとかって言うじゃん？
「いえいえ、Aさんも楽しそうですし、皆さん面白いので」
なにこの、普通に天使な子、マジで天使なんじゃないかって錯覚する。あ、羽見えたから私天にいるのかな((
まぁ、とりあえず置いといて。
「伊沢さん、事務所行きますか？」
「え？Aが行くんだったら俺も行くー」
だいたいこんな感じ、私がこう聞くと必ずついてくる。テレビショッピングの値引き時なみにセットでついてくる。
「ま、じゃあ行きますか」
「んじゃな、水上鶴崎ー」
「は？ずる」とか言ってるプリンスをガン無視しながら、私と小型犬は事務所の方に向かった。
須貝さんとか、福良さんあたりいたら楽なんだけどねー。いることを望もう。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 221人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
颯誄(プロフ) - はるるさん» ありがとうございます(●´▽`●)今日の深夜辺りに更新予定ですー！！ (2019年7月31日 15時) (
レス) id: 3b71ce137f (このIDを非表示/違反報告)
はるる - こんにちは。読ませていただきました。とても、続きが気になります！次の更新、めちゃめちゃ楽しみにしてます！! (2019年7月31日 14時) (レス) id: 1def406aeb (このIDを非表示/違反報告)
颯誄(プロフ) - すぺるさん» ありがとうございます(●´▽`●)この小説は東大王よりかはQuizKnockを主に書いていくので同級生トリオ(水上鶴崎川上)とも絡ませますね！これからよろしくお願い致します(o_ _)o (2019年7月28日 22時) (レス) id: 3b71ce137f (このIDを非表示/違反報告)
すぺる(プロフ) - え、すごい面白そう…川上さん入れて4人のお話とか見てみたいです…更新楽しみにしています！ (2019年7月28日 21時) (レス) id: bc24737c16 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：颯誄 | 作成日時：2019年7月27日 1時
