インターネット恐怖症2【歌い手】

恐怖症 ページ24

今日、とある人に会おうと思う
とある姉妹？かな


『お久しぶりです』

「お、久しぶり」

「久しぶり」

『元気でした…？』


ATYの二人だ。あかりんとゆかりん
この二人は……実を言うとお姉ちゃんの親友だった

お姉ちゃんは踊り手だった
それに結構人気があった

炎上の時、なるべく関わらないように頼んでおいたのだ
夏代孝明、佐香智久同様
踊り手が歌い手を庇うと、ニコニコ内が騒がしくなるのだ


「災難だったね」

『本当ですよ…』

「今って旋だっけ？」

『名義はそれですね』

「Aは強いね」

『自ら命を絶つことはしません』

「「…それは良かった」」


この反応
その理由はね、









私のお姉ちゃん「舞衣」が…ね


『お姉ちゃんの事は良いんです
いつまでも悔やんでも良いことは無いですし』


この二人は責任を感じてる
別に悪くないのに


「そうだね、じゃあ気晴らしにゲーセン行こ！」

『お、行きましょ！』

「あれやろ！あの…ゾンビのやつ」

「やるー！」

『…え。』

「ほらほら！行くよ！」


二人に手を引かれ、走り出す

こんなのも…悪くない。

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