君のために ページ9
junki side
『じゃあ皆、今日はお疲れ様！』
JO1「よっしゃー！！終わったー！！」
俺らがこんなに騒ぐほど喜んでる理由
それは、
一日オフよりも珍しい、半日オフの日だったからだ。
学生の頃、たまに午前授業で帰れる日が嬉しかった
あの頃の気持ちを思い出す。
まだ外が明るくて今からだって時に自由になれるなんて。
はぁ、やばぁ、毎日これがええわ。ほんま。
『家帰るメンバー、送ってくから集まれよ〜』
と言ってもいつもの如く帰るメンバーもいて。
瑠「お願いします」
汐「俺も帰るっす」
豆「今日は俺も休みまーす」
『えーっと、拓実は、いいんだっけ？』
その中に前までは必ず入っていた、俺の隣にいる子。
拓「あ、大丈夫です」
ありがとうございます、と律儀にお礼している。
祥「まじで変わりましたね」
蓮「考えれんよね、あの拓実がよ？笑」
奨「恋したら人って変わるからさ」
翔「仙人みたいです、リーダー」
すげーって感心されて少し恥ずかしそう。
純「ええの？ほんまに」
拓「うんっ、いい」
無理してないか心配で聞いてみるけど、
にっこにこの笑顔で頷かれた。
奨「蓮、前言ってた猫カフェ行こうよ」
蓮「おーいい！行きましょう！」
皆それぞれで予定を決める中
どうしようかなーと迷っていたら
拓「服、見に行かへん？」
純「え、」
拓「前から純喜くんと行きたかってん」
純「…………！行く！！！行こ！！！やった！！！！」
拓「っ、ちょ、笑 」
なんだかんだ周りの目を気にして
ご飯以外で堂々と街に出ることはあんまりなくて。
拓実に服を選んで欲しい、
これは付き合った時からの俺の夢やったから
まさか……拓実から誘ってくれるとは思わへんかった。
純「行こっ！」
拓実の手をぎゅっと握って笑いかけると
照れたように微笑んでくれた。
東京にはいろんなお洒落な場所があるけど
拓実オススメの服屋さんが集まってる場所を教えてくれた
個人経営のセレクトショップから
個性的な古着屋まで様々なジャンルで溢れてて
歩いているだけで楽しい。
けど
純「なぁ、左手が寂しい言うてる」
拓「外やからダメやもん、手繋いでたらさすがに怪しいって」
純「うんー」
堂々と手さえ繋げないのが悔しい。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 419人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「JO1」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
りょあ(プロフ) - お礼が遅くなってしまいすみません🙇リクエストに応えていただきありがとうございました！めちゃくちゃ好みのお話でした。これからも楽しみにしています🫶 (3月4日 1時) (
レス) id: 23fb7808a8 (このIDを非表示/違反報告)
いかだべーすけ - ナビさん» え〜〜！！楽しみです！！✨ハヌルさんの返信してくださった内容見た時、自分でも聞いたことないような声(？)を出してしまいむせました､､笑それほど、嬉しかったです！ありがとうございます！楽しみにしてます🫶 (2月9日 17時) (レス) @page50 id: 878258b402 (このIDを非表示/違反報告)
ナビ(プロフ) - いかだべーすけさん» いつも感想ありがとうございますありがとうございます…！皆様に気付かれないように少し早めのバレンタインと致しましたっ。感動していただけてとても嬉しいです…！このお話の拓実くん目線も書いていきますので、楽しみにしてくださいっ！ (2月9日 11時) (レス) id: 4a0d347e71 (このIDを非表示/違反報告)
ナビ(プロフ) - runaさん» 感想いつもありがとうございます…！健気な拓実くんは書いててもとても楽しいです…♡ (2月9日 11時) (レス) id: 4a0d347e71 (このIDを非表示/違反報告)
いかだべーすけ - バレンタインだったんですね､､！！ハラハラドキドキで、すっごく感動しました！ハヌルさんはいつも時制(？)があったお話を書いてくださっているので、すごく読んでいて楽しいです♡これからも楽しみにしています！！大好きです🫶 (2月8日 19時) (レス) @page50 id: 878258b402 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：ハヌル | 作成日時：2024年1月6日 12時
